2011いたばしアートジャングル7余談その3 | 太亮の独言毒言

太亮の独言毒言

絵本作家、イラストレーター、デザイナー、アート・ワークショップなどで
活動している木村太亮の公式ブログ。
まあ、単なる戯言だとお聞き流し下さい。連絡先は、deeworks3623☆gmail.com

さて、続きです。

最近は「図鑑ブーム」なので、子供も多くのイキモノの知識を
持っている子たちがいます。喜ばしいことです。

で、唐突に「サヨリが作りたい!」というような
マニアックなリクエストをもらったりもします。

この場合、その素材が、サヨリに成り得るならば、
一緒になって、サヨリを目指します。

でも、ちぎった素材とリクエストがそぐわない場合、
あえて、リクエストを却下します。

僕らはファシリテーター(道案内)ですが
召使いじゃありません。言う通りにノリつけるだけなら
少なくとも僕のワークショップではありません。

参加者は「お客様」ではありますが、「ご主人様」ではありません。

無論のこと、参加者には「面白がってもらいたい」
「楽しんでもらいたい」そこは間違いのない第一目標ですが

そのためには守っていただかなければいけない
一般常識レベルのお約束もあります。

「入って行けない所には入らない」
「ノリとカッターはスタッフオンリー」

まあ、その程度のことです。

数年前、出来上がった素材が置いてある台紙を仕切る
パーティションのようなもので遊んでいた子が、
それを倒して泣いちゃったことがありました。
幸いなことにケガはしませんでしたが・・・。

また当初の頃ですが、カッターで遊んで傷ついた子がいました。
僕は、そのためではありませんが、一応赤十字でも消防庁でも
応急処置の資格を持っていますので、手早くファーストエイドしましたが
同じ過ちを繰り返さないためのルールなのです。

またセメダインですが、当初自由に使ってもらっていました。
使用量は24本以上でした。

現在、ファシリテーションで使用するセメダインはスタッフ全員二日分で
およそ6~7本です。固定するときに同量近く使いますが、
それでも10本前後です。
以前は、大量に絞り出したセメダインで少し気分が悪くなる子もいましたが
最近はほとんど見かけません。

つまり、ルールには理由があるのです。

お待たせしてしまう心苦しさもありますが、
今のやり方をしばらくは続けようと考えています。

続く。