「鉄っちゃん喜ぶスーパーハクト」
鉄っちゃんとは、一般的に鉄道マニアの事である。
鉄ちゃんは、何故だか、日本に多く存在する。
僕も小学生の頃、HOゲージなどは所有していたけれど、鉄ちゃんには程遠い。
でも、国鉄職員の社宅の隣に住んでいたので、
友人には血統書付きの鉄ちゃんが多く存在する。
さて、何故鉄ちゃんの話から入ったかと言うと、
このスーパーハクトという電車のコンセプトから設計および運営に至るまで、
かなりの鉄ちゃんたちが係わっていると思ったからなのである。
まず、運転席すぐ後ろの席は、たぶん羨望の的であろう。
電車でGO!が実体験出来る。
さらにこの席に当たらなくても列車先頭にカメラが据え付けられていて、
今の画像を各車内に流しているのである。
デッキ前の電光掲示板もニュースを流すのではなく、
現在の通過地点と観光名所および歴史等が流れる。
これもなかなか可笑しい。
さらにこの電車、出発当初はJR西日本なのだが、
途中から智頭鉄道管轄になる。すると車掌さんが女性に代わるのである。
鉄ちゃんはあまり明るい趣味ではないから、
大抵の場合、女性の支持は得られない。
大の男がカメラ持って、電車の追っかけをしているのだから、
どちらかと言えばウザイのである。
その結果、つまり、あまりモテてる鉄ちゃんには、会った事がない。
正味モテないのである。
その彼らに一筋の光明になるであろう、この女性車掌さん起用は、
鉄ちゃんでないと発想出来ないだろう。
(男女機会均等に文句つけてる訳じゃあないのよ。
ジェンダー論者の方々も文句言っちゃイヤよ!)
さらに居住性も優れている。のぞみには付いていなかった足置も付いている。
車内販売も列車自体が短いので頻繁にくる。なかなか良いではないか!
日本全国の鉄ちゃんたちよ、
君たちの望む物は、智頭鉄道にあるぞ!急げいますぐ!
さて、今一度歴史の話に戻る。
スーパーハクトだけでなくのぞみもそうなんだけれど、
鉄道と言うのは、およそ昔々の街道筋に布設される。
つまりそれは昔々の歴史の舞台を通ると言う事なのである。
そしてこのスーパーハクトの通っている道は、
毛利氏が中国地方を統一した一方の道に当たる。
うん、なるほど、これは関ヶ原と違って大勢力の戦いは向いてないね。
大きなお城を建てるだけの自然背景がないものね。
この地勢だと、やっぱり砦レベルか、戦いもゲリラ戦が基本になるだろうなあ。
まあ、途中から周りは暗闇になってしまったので、
分からん事になってしまったけれどね。
(帰る時も見ましたが印象は変わらなかったなあ)
さて、倉吉も間近になって「宮本武蔵」駅というのが登場したのである。
いや、生誕地なのは分かるけれど、そのネーミングは
ちょっとストレート過ぎやしませんかね?
ちなみに剣豪宮本武蔵、あまり皆に知られていないけれど、
彼も関ヶ原の戦いに参加していたのですよ。知ってました?
さて、宮本武蔵駅を超え、さらに進んで、
スーパーハクトの乗客も数えるばかりになり、
車窓からの風景も、もうすっかり真っ暗やみの中、
日本全国の鉄ちゃんの希望の星、スーパーハクトは
無事、倉吉に到着したのでありました。
そして駅では寒い中、今回お招き下さったMさんと娘さんのエリコちゃんが
待っていてくれたのでした。