アスファルトをひっぺがせ! | 太亮の独言毒言

太亮の独言毒言

絵本作家、イラストレーター、デザイナー、アート・ワークショップなどで
活動している木村太亮の公式ブログ。
まあ、単なる戯言だとお聞き流し下さい。連絡先は、deeworks3623☆gmail.com

台風一過、何なんだこの暑さ。
34°だと?異常を通り越して殺人的な気象である。

振り返って考えてみると、僕らが子どもの頃昭和40年頃から50年頃には
こんな異常気象は体験した事がない。
今、こうなってしまったのには色々原因はあるのであろうが、
その一つに「アスファルト信仰」があったのではないかと思う。
確かに当時の市街地は、ジャリ道や、土の露出している道路も多く、
それは交通に関しては甚だ問題であった。
今は雨が降ってもビジネスマンの方々はビジネスシューズで出かけられるが
当時は雨の日のお出かけの足元は長靴だったりした。

高度成長期を経て、都内および三多摩にジャリ道や土の道を発見する事は
非常に難しい昨今である。
これはひとえに土木建築関係にお金を使う事が政治の一番の眼目に
なっていたからに違いないと思うのである。
しかも毎年同じ場所工事している事も皆さん周知の事でしょう。

今の僕らはアスファルト舗装の恩恵も受けちゃっているから
必ずしもそういった過去の流れを否定するつもりはない。
ないが、しかしである。
今の技術があれば、雨水を吸収し、発散し、土やジャリの道の時のように
「呼吸する道」に変えて行く事は十分可能なんじゃないかと思っているのだ。
もちろんそういったアスファルト舗装はすでに発明され利用されている。
隙間を多くして浸透力を高めたものだそうだ。が、車が往来する道の
舗装に使用するには耐久性に欠けるらしい。
特に公園や歩道などの舗装では、かなり活躍しているらしいのであるが・・・。

でも考えてみりゃ、毎年工事してるんだしさ、そこまで行っているなら
もう少し違う素材混ぜるようにして耐久性上げるとかさ、なんか出来るんじゃね?
そういう事が得意な人種なんじゃないの?日本人ってさ。
ガソリンの価格の半分以上は、この手の道路を作ったり、補修したりする事に
使われる(はず)の税金である。
上記の事のような事に腐心して努力してくれるなら、
こう頻繁にガソリンが値上げされたとしても、「国民の理解」は
得られるんじゃね?

それが出来ないのなら、一度アスファルトをひっぺがし、
皆で不自由な時代を経験してみりゃいいんだよ。
昔の事を思い出すとね、不自由だけれど、快適な時代だったと僕は思うよ。

今の施策はね、確かに便利だけれど「車に優しい街」なんだよな。
もっと目指すべきは「人に優しい街」なんじゃないの?

僕はそう思うけれどね。