大人の遠足。 | 太亮の独言毒言

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絵本作家、イラストレーター、デザイナー、アート・ワークショップなどで
活動している木村太亮の公式ブログ。
まあ、単なる戯言だとお聞き流し下さい。連絡先は、deeworks3623☆gmail.com

10日の木曜日に遠足に行ってきました。まあ、ロケハンですけれどね。
「長野・東京ガスの森」の現場視察してきた訳です。
ン?じゃ、マップ制作した時は現地に行かなかったのか?
いや、その通りです。というか、
マップ制作時には、まだトレッキングコースも整備されておらず、
「計画図」というか「予想図」というか、そういうレヴェルでのお仕事だった訳です。

ちなみに今回、そのトレッキングコースを歩いてきた訳ですが、
正直な話、「日帰りトレッキング」と考えて、高尾山辺りの登山道をイメージしてたら
ちょいと痛い目に遭うかもしれません。(いや、会わないとは思うけどさ)
まず、人がそれ程入っていないので、踏み固められておらず、
どちらかと言えば「獣道」の下草を刈った程度と考えれば良いのではないでしょうか?
また、元々、この森の周辺の土は浅間山の火山灰の影響でしょうか?
若干柔らかめな気もします。

ただ逆に、だからこそ、森の生きものの気配や痕跡がそこかしこに見る事が出来ました。
一番多いのがテンのフン。小枝でバラしてみると動物の毛が混入していてすぐ分かります。
(これはね、まあ食物繊維の代わりに毛を食べているって言う事かな。ネジレウンチです)
クマのフンも発見しました。たぶんツキノワグマのモノです。コチラ
クマノフン
これも小枝でバラしてみます。こうして何を食べているのか調べる訳です。
このフンは、排泄されてからずいぶんと時間経過があったらしく、
すでに糞虫やその他小動物たちによって、フンのオイシイトコロ?はすでに持ち去られていた様ですが
木の実の痕跡などが見受けられました。

トレッキングコースを登りきると「見晴らし台」に到着します。
ここで来る途中「上里PA」で購入してきた「かつトースト」でランチ。
いや、この「かつトースト」優秀です。
スタジオ撮影の合間に食べる「ま○泉」のカツトーストよりも、はるかに優秀。☆4つです。

ちなみに、この日はあいにく不安定な天気で、浅間山を見る事は出来ませんでした。
しかし、すぐそばにキツツキたちの痕跡が・・・・。コチラ
キツツキトレーニング
開いている穴は、すべてキツツキさんたちによるものです。
ここまで来ると、充分オブジェな仕上がりになっています。

昼食を終え、再びトレッキングです。
坂道を下る途中、陽のあたる斜面にアオダイショウを発見。1m50cm程かな?
ツブラな瞳が可愛い奴でした。スイマセン、カメラ間に合わなかった。

さらに下るとこの森のメインプロジェクト「どんぐりの苗」の畑がありました。
この苗畑の入り口付近にある木に注目。
クマのベッド

枝の中程に小枝を組み合わせたゴリラの寝床のような固まりがあります。
これ通称「クマ床」つまりクマさんたちのハンモックです。
この枝の上で、昼寝したりブランチしたりするわけです。

さらにトレッキングを継続。一度管理棟に戻ってきた後、
今度は沢沿いのトレッキングにでかけました。
こちらは、かなり平坦ですし、水音にも癒されます。
沢にはカワゲラ、カワニナ、カワムシなども多く生息していて水質も悪くなさそうです。
またそれらのイキモノがいるということは、それらを食するイ○ナとかもいておかしくないのですが
人の気配を察したのか、見る事は出来ませんでした。
その代わり、水場の周りだからか多くの野鳥を見る事が出来ました。
そのうちのワンショット。コチラ
ツグミか??01 ツグミか??02
ツグミの仲間だと思うのですが、詳しい人教えてください。
都会で見るツグミにくらべると、茶色の色が違うように思えました。
また写真では明解ではありませんが、白い部分がかなり黄味がかっていました。
大きさや飛型はツグミそのものなのですが、ご覧のように枝に止まっています。
ツグミのイメージは、木村的には「地面な感じ」なので、少々悩んでいます。

さて、沢沿いのトレッキングコースは林道に接続した所で終点です。
そこから緩やかに林道を下ってくると管理棟に戻ってくるのです。
その林道沿いの山林はいままさに「間伐」の作業中でした。
伐採と聞くと「自然破壊」に聞こえてしまうかもしれませんが、
元気な森を維持するためには、適度な「間引き」が必須なのです。
特にこの森は現在、かつての「木材専門植林」から「多種多様な本来の森」に向けて
数々の広葉樹、落葉樹の苗を根付かせている最中なので、お日様がその苗木まで届くような
配慮と作業が必要なのです。

そんな訳で、管理棟に戻った後、ヘルメットかぶって「間伐実習」もしてきました。
本日、背中が妙な筋肉痛なのは、たぶんそのせいです。

一応、森の現場視察を無事終え、平日ゆえ渋滞のストレスもなく、池袋まで帰ってきてから
某台湾料理のお店で反省会です。
しかし、そのお店あれだけ呑んで食って、あの値段か?恐るべし。
そうしたたか紹興酒を呑んで帰宅したのですが、森のフィトンチッドの効果でしょうか?
はたまた森のエネルギーなのでしょうか?
翌朝、普通ならトイレ貸し切りになる木村が、まったくお腹も壊れず、目覚めもスッキリでした。

今年は多分、プロジェクト現場にも行く事になるでしょう。
また、あの森に行けるかと思うとちょいと楽しみです。
いえいえ、台湾料理も楽しみですが・・・。