小さいけれど大きなおうち | 太亮の独言毒言

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絵本作家、イラストレーター、デザイナー、アート・ワークショップなどで
活動している木村太亮の公式ブログ。
まあ、単なる戯言だとお聞き流し下さい。連絡先は、deeworks3623☆gmail.com

先週土曜日、サッカーの練習後、友人の家の7周年記念パーティに行ってきた。
その家は、我が家から自転車でも10分程の所にあるのだが、伺うのは今回が初めてだ。

その家は「9坪ハウス」 と言われている。
細かい事は良く知らないのだけれど、家主であるH君は、元々某代理店のプロデューサーで
グラフィック関係の人だと認識していたのだが、建築造形関係にも詳しいのである。
で、身と家族を以て、この実験的な「家」に住んでいるのだ。

9坪というスペースは、非常に小さい。隣の家と比べてもとても小さい。
が、全面に大きく設えた窓やその窓から庭を眺めた時、そこから得られる空間は
逆にとても大きい。家内に設えられたキッチンやトイレなどの調度品は、
やはりとてもコンパクトで、キャンピングカーのソレを彷彿させる。
しかし、そこで作り出される料理の数々には、その小ささを感じさせるものはない。

住居というより家族用の「茶室」な気分もする。
生活のレベルで、余分なものを蓄える事を許されない。
つまり、生活スタイルそのものもデザインされている気がした。
(つまり、木村には耐えられないモノだなあ)

帰り際、振り返ってその家を観た。
やはり建物そのものは、コンパクトで限りなくコンパクトで「とても小さい」
でも、その小さな建物に内包されているクリエイティブなオーラは「限りなく大きい」
などと、エラソーにも感じてしまった。

ちなみにその家には名前がある。
娘さん二人?の名前をとって「スミレアオイハウス」という。
なかなか洒脱なネーミングである。
その娘さんが、かいがいしくお客さんをもてなしていた事にも好感が持てた。
(うちの娘じゃ無理だなあ。ハァ~~~)