今から三十二年前、同じドイツの地でヨハン・クライフ率いるオランダは
世界のサッカーファンを大いに驚かせた。
どこからでも攻撃が始まり、どこからでも守備が機能する。
一気に集まったかと思うと、次の瞬間には散開している。
ポジションにこだわらず、後ろの選手がどんどん前のポジションの選手を追いこして行く。
グラウンド全体を大きく使い、スペースを生み出して、早いパス回しを見せる。
それまでのポジション固定、マンマーク必須のサッカーからは
想像し得なかった戦い方だった。
そのサッカーを称して「トータル・フットボール」という。
そして、32年経った今でも基本的にオランダの戦い方は、変わっていなかった。
実に面白い試合だったし、興味深い点も多かった。
ジャパンが目指すべきサッカーは、やっぱりコレなんじゃないのかと真剣に思う。
試合の結果は1-0だったけれど、それはセルビアモンテネグロの好守もあり、
また、事実セルビアモンテネグロは、充分に実力のあるチームであったからね。
得点を決めたロッペンは、その得点を決めたシュートより、
直後のミドルシュートの方が魅力的であった。
間違いなくここも優勝候補の一角だろう。
が、しかし、この組「死の組」と呼ばれるくらいハ-ドな組み合わせなのだ。
今日の時点ではアルゼンチンとオランダが頭一つ出た訳だけれど、
そうそう順当に行くものでもない。
いずれにせよ、目の離せないグループである。
ところで、昨晩、爪を剥がした痛みで夜中に起きてしまい、
木村には珍しく「鎮痛・消炎剤」を服用した。普段は飲まないのよ。
多少痛くても治癒が遅れるからね。
ともかく、開院時間前に病院に行こう!