わざとか? | 太亮の独言毒言

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VSマルタ戦。開始早々に三都主のセンタリングに玉田が当り損ねながらあわせて一点。

さて、その後は終始試合を支配し、攻めまくるも無得点。
この結果を見たら、きっと辛口の批評をしそうなものだけれど、
今日は穿った見方をしてみたい。

つまり、必然もあるけれど、「わざと」な所行なのではないかという推察である。

まず、昨日のジャパンの選手たちの表情や発汗を観察している限り、
国内合宿からドイツ戦を終えて、疲労がピークに来ていると感じられた事。
これは何もジャパンに限った事ではない。
本戦に出場するチームならどこでも、大会前のどこかに一度疲労のピ-クを持って来て
それから緩める。その方が本戦時に体が軽く感じられるからなのだ。
つまり、肉体もメンタルも一度緊張させ、弛緩させる。そういうこと。

次に、先日のドイツ戦はかなりガチンコで臨み、それなりの結果も出せて、
逆に対戦各国から注目される立場になってしまったので、
「なあんだ。やっぱりこの程度か!」
と思わせるための試合ではなかったのか?という推察。
特にクロアチア対策ではなかったろうか?

事実、ドイツ戦で試していたようなバックラインからトップに当てて
素早くシュートまで持込むようなプレーは、ほとんどしていなかったし、
FKの場面でも、俊輔は、さほど「本気モード」でなかった気がする。
むしろ、はずした後でも苦笑いしているような場面があり、
「本気出せばもっと曲げられるんだけれどさ・・・」
なんてつぶやきが聞こえて来そうだった。

他の多くの場面でも、それほどガチガチに行っている感じはしなかった。
小野ちゃんにしても宮本にしても妙に余裕があった。
一点差なのに、それほど悲愴感は漂っていなかった。

実際、行われた選手交代は「勝ちに行くための選手交代」ではなかったでしょ。
「場慣れと呼吸だけを合わせるための選手交代」
少なくとも僕にはそう見えた。

マルタはFIFAランキング129位と低評価であるけれど、
今回の予選でクロアチアに引き分けているチームである。
しかも彼らは本戦出場国のようにハードなスケジュールの練習をしていた訳でなく、
たぶんベストコンディション。

そのマルタが開始早々の失点でほとんどベタ引き、
カウンタ-狙いの戦い方になってしまった。
さてそうなると得点をすることは難しいのは当たり前な訳で、
むしろジーコとしては嬉しい展開だったんじゃなかったろうか?

少なくともクロアチアのメディアは、「組し安し!」と書くだろうし、
ドイツ戦で高評価した各国メディアも「ジャパンに隙有り」と書き立てるだろう。
それこそ、ジ-コの仕掛けた「マリーシア」ではなかったのか?
このマルタ戦はそのために組まれた本戦への布石ではなかったろうか?

もちろんこれは個人的な推察であって、外れていれば、
ジャパンの予選突破には暗雲が立ち篭める訳だけれど。

いずれにせよ、応援している人たちにとっては、「歯痒い試合」だったけれど、
「敵を欺くにはまず味方から」

僕にはそんな風に感じたのだけれど、どうだろう?