たかちゃんのポストカード | 太亮の独言毒言

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絵本作家、イラストレーター、デザイナー、アート・ワークショップなどで
活動している木村太亮の公式ブログ。
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久しぶりに鳥取の倉吉からうれしいお手紙が届いた。

以前、アートワークショップで伺った時に出会った小学生、貴文君のポストカードが
発売されたんだそうだ。
たかちゃんのイラスト01

ねっ、良い絵でしょう。生きてるでしょう。こんなのもあるよ。

たかちゃんのイラスト02

彼は一般社会でいう所の少し「問題」がある子(いや、僕はちっともそう思わないけれど)
僕の見識では「絵を描く事が得意な子」である。
「問題のない普通?の子」というのが実際にいるのか否か、良く分からないけれど、少なくとも彼の頭の中は、そういう「普通の子」の仕組みと少し違っていて、絵を描く事に「特化された」素晴らしい特質を持った子なんだと思っている。

何より、絵を描いている時の彼の表情はとても魅力的なんだ。
何かを夢中で喋りながらモクモクと煙を上げながらひたすらに自分の世界に没頭して行く。
それは、ある意味、僕らが学ばなければいけない「絵を描く事の原点」であると言って良い。

彼と最初に出会ったのは確か彼が3年生か四年生の頃であったと思う。なかなかこちらを見てくれなくてコミュニケーションするのも難しかったけれど、帰り際には目を伏せながらも手を振ってくれた記憶がある。また、次に倉吉に伺った時には絵本の原画展を準備している所にわざわざ来てくれた。その時もチラッ、チラッとしか目を合わせてくれなかったけれど、以前の時に比べて確実に心開いてくれている気がしたものだ。
その彼は今六年生。彼は絵の具でも描くし、サインペンでも描く。書写の時間にはスミでも描く。また最初お父さんのPCに付属しているキッドビクスや学校のPCで絵を描いていたんだけれど、今では彼の家には彼専用のiマックG5がある。これは彼のお父さんから相談を受けてオススメしたものだけれど、どうやらいじくってくれているようだ。

彼のその活動は倉吉というとても心暖かい地域の人たちにも受け入れてもらえているようで、各方面の人々が彼を支援してくれている。その一貫だろうか?今回彼のオリジナルポストカードが発売されたんだ。
企画・制作は鳥取二十世紀梨記念館内にあるミュージアムショップ「梨の懸け橋」さん。
地元の名士だね。一セット8枚で¥400(税込)お手頃ですね。
また、倉吉の「久楽」というお店でも購入できる。

彼が将来に渡って「絵を描いて行く」のかどうかは僕は分からない。それが彼にとって良い事か否かも分からない。でも彼が今の彼の純粋な心を維持していけるのならそれはとても素晴らしい事だと信じて疑わない。

ガンバレ!貴文。
(ただし、僕より売れるなよ。ヒヒヒ)