環境コラム | 太亮の独言毒言

太亮の独言毒言

絵本作家、イラストレーター、デザイナー、アート・ワークショップなどで
活動している木村太亮の公式ブログ。
まあ、単なる戯言だとお聞き流し下さい。連絡先は、deeworks3623☆gmail.com

今年、東京ガスさんが長野県に広範囲な「森」を購入し、環境教育、環境保全活動の拠点として若干の整備をして、「長野・東京ガスの森」という施設を開設した。(現在は一般公開でなく、限定公開である)大変好ましい企業行動であると思う。

さて、これに伴い、この森のフィールドマップを制作させていただいた。

この森には、ホンシュウジカやホンドリス、ニホンザル、ツキノワグマ、テン、イタチなどなどの哺乳類やヤマガラやカケスなど野鳥も多く生息している。
もちろん、(運が良ければ)これらの動物たちに出会う事もできる。
実際には、フィ-ルドに出ても具体的に動物たちと遭遇できる機会は滅多にない。フィールドへ赴くのはその生態系と気配を感じに行くというのが本当の所なのだ。

ヤマガラや他の野鳥、ホンドリスなどは比較的、遭遇率は高いと思う。この辺の動物たちは都会のそれらに比べて「スレテない」から意識していれば、その美しく愛らしい姿を垣間見る事は可能だと思う。

ニホンザルもタイミングによっては、はち合わせすることもあるだろう。
以前、西伊豆のお馴染み民宿「海光苑」さんに向かう途中、車の5m前にボスざるとおぼしきニホンザルが突然登場した経験がある。他の動物に比べて、ものおじしないというのだろうか?実に悠々と姿を現し辺りを睥睨して、ゆったりと去って行った記憶がある。長野の彼らも同様なら、お目にかかる機会もあるだろう。

ツキノワグマやホンシュウジカはお目にかかりたいものであるが、たぶん目撃するにしても遠景だろう。またツキノワグマなどは間近に遭遇するのはいかがなものかとも思われる。実際には彼らは積極的に人と接触しないように心掛けているようである。僕らにとってもコワイが彼らにとって人間はもっとコワイからである。イタチやテンなどは目撃できても遠景か、もしくは「シュン!」と視界を通り過ぎるだけの物だから、大抵の場合、同行者と「今のは、たぶんアレだったよね・・・」なんて出会いがほとんどである。

正直な話、僕はナチュラリストでもないし、アウトドア系でもないから、フィールドに赴く頻度は少ないと思う。(日曜日は大抵サッカーしてるしね)でもその機会がないわけじゃない。また、日常に暮らしながらも常に「気配」に敏感に暮らしている。幸いな事に現在居住している周辺では、野鳥なら25種以上は確認済みであるし、少し歩けばホタルやカワセミの見れる里山もある。バイクで10分程の野川公園ではヤマカガシなども発見した事がある。住宅下の公園にシマヘビらしきヘビもいたし、未確認だが近所の学校のバックヤードにはタヌキの親子が居住中らしい。そう、「気配」は充分あるのである。

見れたからどうだってんだ?ハァ??という考え方もあろうが、彼らと同じ空間に居住できているという事実は「とても幸せな事」としか言い様がないではないか。

とまれ、イラストマップつながりもあって、東京ガスの環境活動ページにコラムを書かせていただいた。随分校正が入ってしまったので(笑)、すべてを鵜呑みにされてもどうよ?という気分でもあるが、まあ、それでも大筋で間違っていないので、良い事にしてしまう。(いいのか?いい加減なやっちゃ!)
興味のある方はこちらまでここでは、あまり世の中に出現しない木村の姿も垣間見れる(撮影は小4の息子である)