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とし子と陽介は5時間もの間、お互いの過去などを話した。


そして、止めどもなく話していたが何故か不思議な間が


「……」


「よ、陽介君、あ、あの、も、もし良ければ…。」


「ま、待って!俺が言う!いや、言わせて下さい!」


「!!!」


「俺と、俺と結婚前提に付き合って下さい!」


「ぇ!ぇー!け、結婚!」


「うん。俺、せっかちだから、さ。」


「はい。でも、結婚の前に交際からだよ。」


ハッピーエンド!
二人はレストランへと。


「俺、マジで自分の貧乏さに泣き入るよ…。いまでも、バイトとかしたけどさ、どこのバイト先でもケンカとかで。。しかも、高校中退じゃやれる仕事も限られるし…。やけくそで女遊びやらして…。」


「私も、今のバイトでだって仕事が凄く大変で…。大学出て飲み屋さんのバイトだし…。」


「似てるんだね。俺達…。」


「でも、ってか、俺んちの実家ってのはそれなりに金持ってる家で俺も実家の頃は車にバイク、ブランドのスニーカーやらキャップやら好き放題買えた。けど、家出て金っていう意味ではすげー貧しくなった。けど、自由を手に入れたよ…。うち、家族うまくいってなかったし…。」


「お待たせしました。オムライスとハヤシライスです。」


「陽介君、美味しそうだよ!食べよ!」


「じゃあ、ご馳走になるね。」


「頂きます!」
二人は楽しくデートしていた。すると、3人組みのガラの悪い男が「おいおい、お前らの恥ずかし過ぎのイチャイチャしてんのとか、マジ目障りってか、うぜえからよそでやれよ、馬鹿!」「全く、何がとっちゃんだよ!バ~カ!」


陽介はブチ切れる寸前だったが、グッとこらえ「とっちゃん、いこ!」


「はは!とっちゃん、だって!恥ずかしい~!」


陽介はとし子の手を引きその場を離れようと、すると、男の一人が陽介の頭をはたいた。


しかし、陽介はとし子と二人、男達から離れた。


「陽介君、大丈夫?」


「お、おう、マジ切れそうになっちゃった…ゴメン。とっちゃん、怖い思いさせちゃって…。」


「いや、怖かった…けど、陽介君、よく我慢したな…。って、ゴメン。」


「いや、俺こそ。」


楽しいデートが台無しになってしまった。


「よしっ!じゃあ、気分変えよ!美味しいご飯でも、さ。あ!ご、ゴメン。俺あんま手持ち少なくて。」


「ううん、今日は私がご馳走する!いや、ご馳走させて!」


「ぅっ!わ、悪いな…。」


「給料入って間もないし、いつもいつもご馳走してもってるし、変に気使わないで、それに今は昭和じゃないんだし、女の子がご馳走する時代だよ!」


「う、うん。ありがと、ね!」