プロデビュー戦① | 川崎新田ジム 古橋岳也ブログ

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また期間空いてしまいました…


さて、以前の記事では救急車で病院送りとなった激苦なアマチュアデビュー戦について。

それから2週間ほどジムを休み、復帰をしました。


あんな目に遭っても辞めるという選択肢は自分の中では出てこず。


言い方は悪いかもしれませんが、とにかく普通が嫌だったんです。


今は十分に働く事の大変さを理解しているつもりですが、当時は普通に進学、または就職して会社員。


そのまま環境の変化もなく気付けば定年で高齢者へ…


と、もの凄く浅はかな考えで「普通」の将来を想像し、こうはなりたくないと勝手に思っていました。


「明日は何か楽しいことないかなー」


なんて、なんとなくその日を楽しく過ごしていた事にも嫌気が差したのかもしれません。


復帰後はやっぱり練習楽しくて毎日が充実してたのを覚えています。


その後はスパーリング大会やアマチュアの試合にも少しずつ出る機会が増え、勝ったり負けたりしながらもなんとか経験を積んでいくことが出来ました。


ただ、そんな中でもどうしても自分を苦しめた事がありました。


それは本番での実力発揮が出来ないこと。


スパーリングでは格上の選手でも圧倒していた!という実力ではなかったのですが、考えた事、思った通りの事はちゃんと出来るんです。


それなのに何故か本番のリングでは身体が固まり、頭が真っ白になるくらい何も考えられなくなる。


そんな状態でした。


そんな悩んでいる時に出会ったのがメンタルトレーニング。


新田会長の繋がりでスポーツ心理学の第一人者である高妻容一先生がジムで講演をする事になりました。


その講演を聞いて自分に足りないのはこれだ!と食い入るように話を聞いていました。


その後、ジムでも定期的に高妻先生のゼミ生がジムにも訪れてサポートを行っていただき、心・技・体の心の部分を伸ばしていくことになりました。


その時にお世話になったテキストはこちら。


この本でボクシング人生変わったと言ってもいいかもしれません。


そんな「心」の部分のトレーニングにも励み、ようやく迎えたのがプロデビュー戦。


2007年4月17日の事でした。




その②に続く…