皆さんこんにちは

あまおう君は3月の予定がぎっしり?


【3月7日】

今日は11月29日以来約3ヶ月ぶりの膀胱鏡検査。

前回の検査は膀胱内の炎症ぶりが最悪でカメラが入った時点で痛くてたまらなかった。


今日の検査は排尿痛が治まっているので痛さは前回よりやわらいでるだろうという期待感があった。


【結果は良好】

今日はカメラが入った瞬間からツンとした痛みはあったが前回の痛さを覚えているだけに全然我慢できる痛みだった。

膀胱内も前回は赤みが多かったのに対して今回は肌色がほとんど。

膀胱内が映し出されるモニターもじっくり見る余裕があった。

気になる病変もなさそうで先生がシャッターを押す回数も3度くらい。

「大丈夫ですね」と言われホッとした。


【BCGの終盤リタイヤが好転】

BCG治療が始まった時は「とにかく完走したい」ことが目標だった。

BCGを続けて副作用を乗り越えて定期検査をクリアすることが再発抑止に向けてのモチベーションだったのが登山でいえば9合目、山頂がすぐそこにある地点で副作用の膀胱炎が強く無念の下山でBCG終了。

でもすぐに気持ちを切り替えて『自己免疫力アップ』を目標にしていったのが結果的によかった。


【目標は失うことなくネクストチャレンジへ】

私の場合、膀胱がんは予防できているが別の課題として排尿痛を抑えて腎機能を維持しないとならないため、便通をよくするための食事や運動をしたり、仕事を続ける、余暇は癒しの動画や映画や本を見たり音楽を聴いたりとBCGから離れたことであれこれ取り組める課題が出てきた。


・サラダになんのドレッシングをかけようか?


・今日はどのウォーキングコースを歩こうか?


・牛乳とヤクルトを飲んだ後どのぐらいで便がでるかな?


日常のささいなことも興味を持てるのは自分の身体ときちんと向き合って大事にしていこうと思えるようになったから。

こればかりは決して好きな言葉じゃないけれどキャンサーギフトというべきかな。





毎朝4時の風景
あまおう君はこのぐらいから私とママを起こしてきます
うちは目覚ましいらず(笑)



【3月初旬】
11月以来続いていた排尿痛のほうは12月中旬から治療薬を飲み始めて最初の1ヵ月は少しだけ改善、2月に入ってからはみるみる改善し、仕事への影響はほぼでなくなりました。
やはり痛みのない生活はありがたいです。
水分は相変わらず1日2リットル以上摂っているのでトイレは1日12回前後のまま。でも排尿痛から解放されたのでストレスはないです。


冬の寒さに負けず力強く咲く梅の生命力を見習いたい

過去の振り返り
【2023年2月28日】
頻尿や尿切れが気になり市販の漢方薬を3ヶ月飲んでいたけど改善なくネットで症状をセルフチェックしたところ「前立腺肥大症の可能性あり」と判定されて軽い気持ちで向かった泌尿器科クリニック。
そこでの尿検査で血尿が確認されてエコーに膀胱鏡と続けざまに検査を受けたあの日。
先生が「すぐに紹介状書くから大学病院へ行ってください」
ここからがんと向き合い治療の日々が始まることになった。
1年目は「なんで自分ががんになったのか?」
「頻尿、尿切れ悪い症状が出ていた半年前になぜ受診しなかったのか?」
そんな自問自答もたくさんしていたしこれまでのブログにも書いてきた。

そして2年経過した今はっきり言えることは
『私の膀胱がんは低確率をすり抜けて運悪く発症した』
ということ。
症状でていたのに受診しなかったのは膀胱がんの特徴でもある『痛みのない目に見えない血尿』が原因。
人は血や痛みには敏感になれる。しかしがん細胞そのものは痛みを誘発する毒を発したりしないし進行しないと痛みは出てこない。血も見える血と顕微鏡じゃなきゃ分からない血もある。
当時の私は「どうってことない症状だから受診はまだいいや」と自分の中で決めつけてしまった。
これが当時の真実です

運:私の年齢が65歳以上で30年以上毎日喫煙していれば『膀胱がんはそこそこ高い確率に則り発症』ということにもなる。
でも私は当時49歳、タバコは20歳の頃好奇心で吸ったが箱数にして10箱いかないうちにやめて以来29年吸っていない。
食生活が原因かもしれないけどがん発症の要因として食生活は喫煙や感染症ほど大きなパーセンテージにはならない。つまり運悪く膀胱がんにかかったとしかいいようがない。

早期受診の教訓:
もちろん今なら小さい症状でも必ず受診はします。
去年6月にはのどの違和感があったので市の大腸がん検診と胃カメラと耳鼻咽喉科をすぐさま受けました。
結果は逆流性食道炎の兆候あり。それ以外は異常なしということで食べる速度を遅くして、食後2時間以内に寝ないように医師から助言を受けて守るようにしています。

今後は膀胱の定期検査を続けていき合併症の尿管狭窄により機能低下した腎臓機能を悪化しないように守ること、発症から1年経過してもなお続くじんましんへの対応が課題になってきそうです。

映画『ボブという名の猫』を見る私と愛猫
うちのあまおう君はこの映画の主人公のように肩には乗ってくれないけど適度な距離感でママと3人持ちつ持たれつの日々を送っています😸

【2月上旬】

がん患者会で仲良くなったメンバーと湘南海岸へドライブに行ってきました。


お二人とは2年近く前に患者会を通じて知り合いました。私たちは種別もステージも違いますが定期的にLINEやお茶をしています。

3人で会ったのは4ヶ月ぶり。


【本日晴天なり】

天気に恵まれて海岸沿いは海がキラキラしてました。波は穏やかで富士山や伊豆半島までよく見えます。



車内では抗がん剤治療の近況や温熱療法の話など治療経過も伝え合いましたが悲壮感はなく「治療ができるのはがんをコントロールできているから」とポジティブに考えて基本はドライブを楽しんでました。


たくさん日を浴びて美味しい磯料理を食べて楽しい1日になりました。

江の島近海で水揚げされたしらすのかき揚げ定食

【こんな出会いもあろうとは人生は不思議だ】

50歳の時にできたお友達。学生時代にできた友達も大事だけどこの年齢でできた友達も貴重な存在です。

別れ際にお互いの治療がうまくいくようにエールを送りました。