久しぶりの記事アップです。
【コロナの集団感染】
6月下旬に私の職場の介護施設内で新型コロナの集団感染がありその対応に追われて毎日が激しく過ぎていきました。
職場のコロナ集団感染は2年前にもオミクロン株全盛の時にありましたが当時は私の担当の隣りの建物だったので3日〜4日間応援の形でフロアに入っていました。
今回は自分が毎日担当する建物なので大変。
世間では2類から5類に変わり『コロナはただの風邪』扱いですが高齢者の介護施設は基本的に2類時代と同じです。
施設の集団感染におけるコロナ対応はいちばん最後の感染者の検査陽性日から10日間経過するまで。今回は最初の陽性者が6月26日に出て最後が6月29日と3日間の時間差があるのでコロナ対応期間は計13日間となりました。
ご利用者さんには負担となりますがリビングには来ず居室内で過ごして頂きご飯も居室に配膳。
とはいえ中にはリビングに来てしまわれるご利用者さんもいます。
認知症対応型の施設でもあるのでそういう方には居室へ戻ってもらうことはなくそのままリビングで過ごして頂くようになります。マスクもお願いしますがどうしても外してしまうご利用者さんにはマスクなしになります。感染拡大待ったなし。
これを対策といえるのかはわかりませんが病院入院はどの介護施設も重症者を除きできない方針なので周りへの感染はもはや既定路線となるのが悲しいかな介護施設の現実です。
すると「全員感染してもやむなし。あとは職員たちが感染しないように身を守るべし」という考え方になるわけです。
コロナ禍を病院はじめとする医療従事者の皆様は乗り切ったのですから介護施設の職員も泣き言はいえません。
陽性になっていない職員は集団感染の中でがんばりのみです。
もはや自分ががん罹患者ということすら忘れて職場へ向かい家でも妻と猫にはあまりしゃべらないようにしていました。
【予防着&マスクが暑くてたまらない】
職員は予防着のガウンと医療用のN95マスクを着込んでの介護業務。
夏の猛暑の中、施設内はいくら冷房が効いているといってもご利用者さんに合わせた室温調整なので私たち職員は暑くてたまりません。
汗がダラダラ出て予防着の袖が湿って洗濯直後の濡れた服を着ている感覚になります。
あとN95マスクはフィット感が強すぎて鼻が痛くなり職員たちはみんな帰るときには鼻がヒリヒリすると言ってました。
そんなコロナの集団感染。私の担当フロアのご利用者は8割近くが陽性となりいまだにコロナの感染力がすごいことを痛感しました。
職員でもご利用者介護の中で移ってしまったスタッフもいましたがなんとか10日間のコロナ対応期間が終わり日常生活が戻ってきました。
【私はがん治療中だったっけ?】
自分ががん患者ということをすっかり忘れて毎日コロナ対応を乗り切ることだけ考えていたこの2週間でした。
いいように考えれば仕事で身体を動かして家では栄養より体力維持優先で肉やアイスをがっつり食べていたのでスタミナと免疫力は強化されたと思います。
それと6月1日に大腸がん検診と胃がん検診を受けて無事何もなかったので今は膀胱がんの対策だけに専念できるという気持ちのゆとりがあります。
BCG休薬期間半年になったのも追い風になっておりがんの治療や経過に関しては8月の膀胱鏡検査までストレスなく猛暑の中過ごせていけそうです。
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