今日は眼科診療を受けました。
手術で、左側頬の皮をぐっと上に引っ張った影響による左目の炎症と充血はあるものの、
それ以外は異常はないということでした。安心しました。
担当先生も心配していただいて夕方に来られて目のことを言われていました。
ご心配かけてすいませんでした。

眼科に行って帰ってくるだけで、体が疲れてます。
歩く距離はせいぜい100メートル、後はエレベーターに乗っているだけなのに、
立っていることもしんどい。
やっぱり体力回復を当面の目標にすべきですね。
鼻から入れる流動食は時間がすごくかかるし、
急いで注入すると胃が疲れる上に便がやらかいという難点はありますが、
とにかくきちんと入れて自分の身体を動かすエネルギーに変えることです。
体力をつけるために、今日から摂取カロリーを1600カロリーに引き上げられ、
一日4回、計8時間の食事時間となりました。
ほとんど食事を取るために生活しているみたいです。

少しずつですが、周りに意識が行くようになっています。
看護師さんたちの顔が、徐々にわかってきました。
自然と会話もフレンドリーになっていきます。
この病棟の女性看護師さんはみなさん優しくて若くて綺麗な人ばかりだし、
男性看護師も、今風のスッとした青年ばかりです。
担当先生の回診があり、手術についていろいろ説明して貰いました。
頭がぼんやりしているので細かいところまで理解できていませんが、
がんが骨を突き抜けていたので奥の脂肪も取った時に、
血がドバッと出て来ましたよ、の説明は印象的でした。
手術前の説明で、上顎洞がん手術は目で確認できない手探りの部分が多いんですよ、
とおっしゃっていたので、
本当にそういう状況になって対処されたのですね。
先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
左目の焦点があっていない症状は、
視神経には触っていないので問題はないだろうけれど、
念のために眼科の診察を手配していただくことになりました。

夕方、何かをしようという意欲が少し出てきたので、
二人の兄宛に手術の報告メールを、本当に簡単な文章で、送りました。
手術前に家族旅行で鳥羽水族館で家族全員で撮った写真を、
妻が病室に飾ってくれました。
この写真をみて、絶対元気にならなきゃと、自分を励まします。

世間がどうなっているのかに興味が湧かず、
テレビも見ないし新聞も一面だけ斜め読みするだけです。
ただ神戸で起きた幼児が遺体で見つかった事件だけは、状況だけさっと目を通します。
悲しいことですが、それでも早く犯人の特定して欲しい。
幼児殺害と神戸、そんな連想が出来てしまいそうなことも嫌ですね。
看護師さんにベッドごと運ばれて、朝自分の病室に戻ってきました。
回診があり、肺に空気を送る管を抜くときに、
管が太くて、喉につかえてウッと痛みを感じました。
代わりに、胃に直接流動食を送るための細い管を、
さっき抜いた右の鼻の穴に挿入されました。
消化器系内臓は消化を止めると機能がどんどん落ちていくのだそうです。
それで胃に流動食を送って消化させます。
ただこの食事?すごく時間がかかります。
一回400Kカロリーの流動食を一回あたり二時間、一日3回で6時間です。

体の状態は、とりたてて訴えるほどではないにしろ、
頭が割れたような不調和感はあるので、
テレビも本も見る気がしません。
そして、出血の影響かどうかわかりませんが、
ややふらつくというか身体に芯が無いような感覚です。
流動食を摂取している間はおとなしくしていなければならないこともあって、
トイレ以外は座っているか寝ているかで一日を過ごしました。

日中これだけ寝ていると、どうしても夜眠れなくなります。
昨夜は、睡眠薬を貰って飲みました。
看護師さんから、睡眠薬を飲みますか、と聞かれましたが、
お断りしました。
睡眠薬を飲んでも、決して良い眠りが得られるわけではないし、
それに睡眠薬を飲む癖が付くのも避けたい。
結果ほとんど眠れませんでしたが、
それでパニックになって起きてしまったら身体によくないので、
ベッドでじっと寝ていたら、明け方にはわずかですが眠りました。