ユニゾン | daisax jazz & ramen life

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日々の出来事。

昨日は豚骨楽団、2回目のリハーサルでした。
月一回のリハーサルですがホント、楽しくやらせてもらってます。

豚骨楽団の楽器構成は、アルト、テナー、トランペット、トロンボーン、ギター、ベース、ドラムの7名。
これでフル編成の譜面を演奏します。

チョット楽器が少なすぎかなと思うかもしれませんが、演奏曲が昭和歌謡やダンスミュージック等のシンプルなアレンジ譜なので、それぞれのリード楽器が居れば何とかなってしまいます。

フル編成のようなサウンドの厚みは出ませんが、ハーモニーも単純なものが多いから、2本でも3本でも鳴っていれば、出ていない音が想像できて特にプアに感じる事は無いですね。
もちろん、それぞれのプレイヤーがしっかりしてるからですが。

で、一番気にしてしまうのがユニゾンだったりします。
ここのメンバーだとホント気にせず、自然にユニゾンは合いますが、それぞれの音の中心に自分の音の中心軸をしっかり合わせるためにはやはり神経を使います。

それぞれの跳躍した時の持って行き方の癖やメロディーを歌いこんだときの音の取り方。
当たり前だけど、一瞬で判断してつけます。
ロングトーン吹いてちょっとバテた直後とかはもう気合いですね(笑)

え?アルトだったらつけるのはリードトランペットだけでいいんじゃない?って思うかもしれませんが、そんなことはありません。

テナーやトロンボーンがメロディー吹いてる時は、こちらの音域が上であってもメロディーに付けますし、私がリードしている時も逆にテナーにつける事は良くあります。

理由としては、こちらがつけてあげた方がバンド全体の演奏として上手く行くからです。
すべてリードについて来いでは全体のサウンドは成り立ちません。
ただ、程度ものですけどね。明らかにクオーター位ずれてたらつけませんよ(笑)

まあ、こんな事を考えながら吹けるようになったのは何年ぶりでしょう?
ここ数年も、ユニゾンって合わなくても仕方ないよねって思ってました←少々諦め?(笑)

ちょっと大きい所から話すと、音楽は何のためにやってる?
楽しみ、ライフワーク、生きがい、食うため、、、いろいろあると思います。

少々音が合わなくても、楽しくやれればいいじゃないってよく言われます。
もちろん私も同じ意見です。正論ですね。

じゃ、楽しくやれれば音合わなくていいの?
天邪鬼でしょうか?

ユニゾンってテーマで書き始めましたが、それ以外にも限りなく演奏の要素はありますよね。
もちろん私もそれらを追いかけてるというか、発展途上です。

楽しくやる、やれるのは大前提ですが、少しでも良い音、上質な音出したいと思ってます。

音楽やるスタンスは皆いろいろでしょうが、少しでも同じ思いで音楽を追及してる人と「ユニゾン」でやりたいものです。
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