大日本商店店長の日本史ブログ
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●鮒寿司(ふなずし)作ってみようかな!?




11日の京都新聞にこのような記事が出ていました。
↓鮒寿司(ふなずし)、家庭で作ってみませんか!?
大日本商店店長の日本史ブログ-平成22年5月11日京都新聞「鮒寿司作りませんか?」




鮒寿司(ふなずし)といえば現在の寿司の元祖です。

 今では寿司と言えばにぎり寿司とかちらし寿司などが一般的ですが、江戸時代以前は「寿司」と言えば、鮒ずしのような「なれずし」と言われるものを指していたそうです。

 なれずし(漢字だと「慣れ寿司」)とはフナなどの川魚の切り身に塩をすりこみ、米のご飯と一緒に漬けこんで発酵させ、半年~数年後に食べる、というつまりは「保存食」であり、古代から味も作り方も変わらない、というか変えようがない「伝統食」です。

 なれずしではご飯は魚を発酵させるためのいわば道具であり、魚に付いたご飯を取り除く食べ方をするのですが、それがだんだんご飯を捨て去らないようになり、「江戸前寿司」つまりは今の「にぎり寿司」になったそうです。

 「なれずし」≒「鮒寿司」はくさいものの代名詞のような存在として有名ですが、以前知り合いからもらった時に食べてみて、そんなにくさいにおいだとは思わなかった印象があります。
 というよりコクのあるうま味と塩味がとてもおいしかったのを覚えています。


大日本商店店長の日本史ブログ-盛りつけられた鮒寿司(有限会社鮒味さんHPより)
↑盛りつけた鮒寿司(有限会社鮒味さんのHPより)


で、この新聞記事ではその鮒寿司を家庭で作ってみませんか、というのです。

 鮒寿司は高価なもので真空パックされた20センチくらいの1匹が3000~5000円くらいするのですが、手間暇かけて自分で作る分、だいぶ安くできそうです。
 しかも作る過程も楽しめそうです。
 値段は下準備済の鮒1KGで4000円くらいだとか。

 嫁さんに相談したところ、嫁さん自身は鮒寿司嫌いだけども私が作る分には反対しないとか。

 でも漬け込んだ壺の近くに寄るだけで臭いがするようなら、さすがの私も多少抵抗はあります。


 う~ん・・・挑戦してみたいけど・・・・どうしようかなあ・・・。
















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●便利だけど不安・・・記憶データ

 今までCD―Rと言ったらプラスチックのケースに入って10枚入りで700円くらい?のものを買っていましたが、最近ネットショップをやるようになってやたらパソコンに収めているデータが増えたし、データが混乱しないように思い切って50巻パックと、専用ホルダーを買いました。

「思い切って」とは言っても思い切るほど高価なものではないのですが、「50巻」というと「横山光輝の三国志」とか「蚊取り線香のジャンボパック」とか、とにかく「すごい量」をほうふつさせ、そんなにたくさん自分には必要なかろうと思っていたのです。(注!そういえば「三国志」は60巻完結でした)

でも、買ってよかったドキドキ
というか何でもっと早くこうしなかったのだろうと思いました。


大日本商店店長の日本史ブログ-CD-Rの束!
↑CD-Rの束!

 今まで10枚で700円くらい出していたのが、50枚で1000円強、とは・・・どちらがお買得か小学生でも簡単です。

 しかも今まで700MBの容量をいかにやりくりして上手にデータを入れるか考えていたのに、そんなことを考えなくてもとても余裕ある使い方ができるではないですか!!
 CD―Rを眺めながら、こんなものの中に大量の情報を詰め込むことができるなんて、本当に便利だし、あらためてすごいことだと思いました。

 それにしてもデータ社会とは便利な反面、何か不安です。
 こんな苦労して作ったデータがこんなに簡単に、こんなに小さなモノ(特にSDカードとかUSBメモリとか)に収まってしまって本当に大丈夫なん!?・・・と、思いませんか?

 USBメモリなど小さい記憶媒体は本当に便利なものですが、逆に小さいからこそ紛失したり壊れたりしやすいので心配です。

 特に私などは財布とか携帯電話とかですら、しょっちゅう家の中でなくすのでとてもコワイです。

 CD―Rにしても、保存してずっと置いている間にいつの間にか耐用年数を過ぎていたり(耐用年数は30年くらいらしい)、湿気や温度変化などで見られなくなってしまったりしないか不安です。
 何百枚もの写真とか、貴重な名簿データとか、紙なら火事とか盗難とか水害などに遭わない限り、まず無くならないでしょうが、データだとある日突然、故障で見られなくなるということがありうるわけです。
(こちらのサイトに詳しく書いてありました↓)
http://wiredvision.jp/archives/200405/2004051405.html



大日本商店店長の日本史ブログ-万一のために予備も作った写真データ
↑万一のために予備も作った写真データ


 それから情報媒体の進化によってソフトを読み込むハードがなくなってしまうこともあるでしょう。

 げんに昔の古いSPレコード、映写機で映す8mmテープ、レーザーディスクなどはすでに再生機材をさがすのが大変です。

 私が中学生の頃に楽しんでいたPC9801のゲームソフトも、今でもフロッピーディスクを持っていることは持ってますが、もはや5インチフロッピーを読み込むハードがないので遊ぶに遊べません。

 レコードはもちろん、カセットテープも、だんだんテープを再生するデッキを見なくなってきました。MDディスクですらダウンロード全盛時代に入って徐々に斜陽化しつつあります。

 そのうちMDディスクやビデオテープを持っていても再生するのに一苦労、という時代になってゆくでしょう。

 「100年先でも大丈夫!」というようなコピーにふさわしい、「カンペキな情報媒体」はいつになったら生まれるんでしょうかね?

科学はずいぶん進歩しましたが、今でももっとも安心できる情報媒体はやっぱり「紙」ですね~。
だって、1000年前の絵や字を、巻物を開けばすぐ見られるんですよ!?(笑)



大日本商店店長の日本史ブログ-何百年前の字や絵も紙ならいつでも見られます













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●偉大なり葛飾北斎!2

前回北斎ネタについて、一回のブログでまとめ切れなかったのでもう一回書きます!(笑)

今回のテーマは「葛飾北斎と私」です!(笑)

私が北斎の絵を初めて見たのは中学2年生の時です。
「永谷園のお茶漬け」のオマケについていた「世界の名画」カードでその存在を知ったのが最初です。

 昭和時代を生き抜いた人にとっては常識レベルですが、念のために説明しておきますと、昔(昭和50年代~平成元年ごろまで)永谷園のお茶漬け(6パック入りで200円くらいのやつ)を買うと、付録のカードがついていました。

 ノリ的にはビックリマンチョコのシールみたいなものです。
(それすら例えが古いか・・・(笑))

 まあ、ともあれそのカードでたまたま北斎の「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」の絵を見たのが最初の出会いで、「うわ、カッコイイ!」とその時に相当な衝撃を受けたのです!

 ちなみにその永谷園のカードは裏面の角が応募券になっており、その角を切り取って15枚集めて送ると、なんと抽選で毎週2400名様に「世界の名画カードセット」が当たることになっていました。

 つまりバラでお茶漬けを買うと一枚づつしか入ってないし、葛飾北斎なのか竹久夢二なのかルノワールなのか何が入っているのかわかりません。

 しかも裏面は先述の応募要項などが書いてあるのですが、「世界の名画カードセット」に当選すると
北斎なら北斎だけの箱入りセットが送られてくるのです。(しかも裏面にその絵の解説つきで)

大日本商店店長の日本史ブログ-永谷園のお茶漬け当選品、葛飾北斎のカードセット!
↑これが永谷園のお茶漬け当選品、葛飾北斎のカードセットだ!


「毎週2400人に当たる抽選ではずれる奴がおるんかい!?」と、いまだに疑問ですが(笑)が、とにかくお茶漬けを15袋も買わないと応募できないシステムが大変で、一時期お茶漬けを食べまくっていました。

「抽選」と言っておきながら抽選は楽勝で、逆に応募にこぎつけるハードルを高くする戦術は永谷園、なかなか見事でした。

 少なくとも私はみごとに術中にはまりました!

 ともあれ、それで北斎のセットを手にし、富嶽三十六景のいろんな絵を見ると・・・
どれも本当に素晴らしい絵ばかりで、これまた大変な感動を覚えたのを今でも思い出します。
 とくに神奈川沖浪裏の絵はよく模写もしましたし、高校生の時は学校の自分の机にこの絵を彫りこんでいました!

 北斎の富嶽三十六景は大変見事な絵が多いのですが、中でも昔から私が好きなのは「御厩川岸より両国橋夕日見(おうまやかわぎしよりりょうごくばしゆうひみ・・舌噛みそう)」です。↓

$大日本商店店長の日本史ブログ-葛飾北斎「御厩川岸より両国橋夕日見」


一言で言うなら、人情味あふれる世俗的な船が、美しい色彩と構図の中でゆっくり進む清濁混合の美のバランスがここに極まった、という感じですかね~。いや、見事。
 その後、ほかの浮世絵版画の絵もいろいろと知るようになり、素晴らしい絵にたくさん触れてきたものの、やっぱり北斎の絵が頂点を極めているように思いますな!

















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●偉大なり葛飾北斎(かつしかほくさい)!

 25日の日曜日、NHK教育の「日曜美術館」をみました。
 毎週朝9時から日本中の美術館の特集をやるという、テンションの低い時間と内容ですが(笑)、私は葛飾北斎が好きなので途中からですがなにげに見ていました。

 北斎の最も有名な作品のひとつが「富嶽三十六景」の中の 「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」です。

$大日本商店店長の日本史ブログ-葛飾北斎「神奈川沖波裏」


 この絵は構図もすごいのですが、番組では北斎の動態視力のすごさにも注目していました。

 大きな実験施設で海の大波を再現し、その波のしぶきをハイスピードカメラで撮影すると・・・・なんと、この絵の波しぶきそっくりの形になったのです!!
(比較する実物写真がなくてスミマセン・・)

大日本商店店長の日本史ブログ-葛飾北斎「神奈川沖波裏」アップ
↑この部分

 でも、そう言われてみると、昔どこかの美術館で北斎の絵を見た時、月夜にコウモリが飛んでいる版画を見たことがあって、そのリアルさに強烈なインパクトがあったことを思い出しました。

 よく写真もない時代に暗い空を、しかもピョンピョン飛ぶようなコウモリを
ここまでうまく描けるものだと感心した覚えがあります。

 そのとき買った図録をまた見たくなって探してみました・・・(30分経過)・・・ありました!
これです↓

大日本商店店長の日本史ブログ-歌川広重「月夜にコウモリ」

・・・やっと探して喜んでいましたが、
よく見ると作者は「葛飾北斎」じゃなくて「歌川広重」でした!(爆笑)
・・・・ま、っま、北斎も広重もどっちもスゴイ、ということで・・・。(笑)

 最後に司会の姜尚中さんがうまくまとめていましたが私もまったく同感で、北斎は風景も物も動物も人物も、緻密な絵も大胆な絵も妖艶な絵も・・・
どんな絵でも天才的な才能を発揮した稀代の画家だと思います。

 ゴッホをはじめヨーロッパの画家にも大きな影響を与えたのもうなずける話で、その功績はもし今生きていたら美空ひばり森光子級の「国民栄誉賞モノ」まちがいなしでしょう!

 あ、画家は「文化勲章」か!(先日亡くなった平山郁夫さん、もっと長生きしてほしかった・・・)











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●大日本商店CM第2弾!東京(新橋)~神戸間の鉄道唱歌66曲を熱唱!

先日の歴代天皇暗唱CMにつづき、あらたにCMを作りました。
明治時代の「鉄道唱歌」、東京の新橋から神戸まで66曲を超特急で歌い切りました。
もちろん目隠ししてます。
しかも国鉄らしき制服を着て!(・・・ホントは国鉄の制服じゃないんです)

ちょっと長いですが、お暇があればぜひご覧あれ!




小さくて見づらい場合は
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をクリックして見てください。






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●うちの町内会の町旗です。

 先日私が町内会の会長になったとのブログを書きましたが、それからしばらくして前年度の会長さんが町内会の旗、「町旗」を持って来られました。

 うちの町内会では毎年会長になった家が、一年間この町旗を預かることになっているのです。
大きな古い箱に入っていて、滅多に開けることはないだろうと思っていましたが、さっそく使う機会が来ました!

 先日町内の方がお亡くなりになってお葬式で使うという、あまり喜ばしい機会ではなかったのですがその時に箱を開けて組み立てたので、あまりない機会だと思い、写真に収めておきました。
以前にも町内のお葬式のときなどにちらっとは見たことのある旗ではありましたが、あらためてみると結構大きくて重量も重くなかなか立派なものです。


大日本商店店長の日本史ブログ-うちの町内会の町旗1


大日本商店店長の日本史ブログ-うちの町内会の町旗2



 横書きの字が右から書いてありますし、「学区」という字体が旧字の難しい字なので、まず、戦前よりも古いものであることは間違いありません。

 ここ最近ではお葬式の時ぐらいしか立てられることがなくなっていましたが、今年一年、町内の行事などある時はもっと積極的にこの旗を活用しよう、と思いました。

 70軒そこそこの町内会に町旗がある事実もさることながら、大都市の真ん中にあってこんな古い旗をあたりまえのように今なお使っているところも京都のすごさだと思います。
 (しかもこの近隣の町内はどこでも旗を持ってます!)

 また、うちの町内会には江戸時代からずっと使っているお地蔵さん用の器もあって、さすがにそれはボロボロなので今年買い換えようか、という話が持ち上がっています。

またその時になったら、その器の写真もブログに載せてみたいと思います。








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●なんとウナギの「完全」養殖に成功!?

はっきり言って、うれしいニュースです。
大ウナギ好きの私としては、これほど心おどるニュースは久しぶりでした!(笑)

4月9日京都新聞朝刊
9日京都新聞朝刊


 新聞記事は「ウナギの完全養殖に成功」です。
 あまりご存じない方だとウナギの養殖ぐらい昔からやってるじゃないか、と思われそうですが現状のウナギ養殖は、ウナギの稚魚「シラスウナギ」を海で漁獲して、それを成長させることを指しています。

 だから稚魚のシラスウナギが獲れなければウナギの供給はなくなりますし、当然価格も上がります。そして現に、気候の変動のためか乱獲のためかシラスウナギの漁獲量はどんどん減ってきている危機的な状態が現在なのです。

 そんなの、養殖した親ウナギに卵産ませてそれを育てて、そしてまたそれを産卵させればいいじゃないかと考えたいところですが、これがそんなに簡単なことではなく、今回これに成功した、というのがこの新聞記事なのです。

 ウナギはなじみ深い魚類の割にはナゾが多く、私もはじめてこのテーマに関心を持った15年くらい前にはまだウナギの産卵場所すらはっきり分かっていない状態で、当時のテレビで「日本の海洋調査船がどうやらウナギの産卵場所がマリアナ沖あたりにあって、南シナ海を回遊して日本などの川に住み、数年後ふたたびマリアナ沖に戻って産卵するらしい、ということが最近分かった」と伝えていたのを覚えています。

 その後研究が進み、グァム島沖のある地点、というところまで産卵場所を特定できるようになりました。

 どんな気分なのかは知りませんが、とにかくグァムでなければ卵を産む気にならないのがウナギという生き物なのです!

 それにしてもウナギは、この広い地球で何のためにそんなに限られたところでしか産卵せず、また何のためにはるばる日本や中国や台湾まで泳いでくるのか、本当に「神秘」です。
当のウナギが答えてくれればいいんですけど(笑)

 ともかくもウナギがグァムまで往復しなくとも、日本で卵から育てて卵を産むまで養殖できればこれはもう大変な快挙です。
 ウナギの養殖がずいぶん楽になり、価格も安くなることでしょう。


うなぎ!ウナギ!鰻のかば焼き!
鰻のかば焼きを口にほおばる至福の瞬間は本当にたまりません!


 あの高級ウナギの味が、アジとかサンマとかみたいな安い値段で食べられるようになる日が来ることを想像したら・・・!今からヨダレが出そうな話です(笑)

 その日が来るまで、このブログも「細く、長く」続けていきたいと思います!(笑)

 今日はうまくオチましたねっ!!















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●4月7日・今日は戦艦大和の命日

 今日は日本海軍を象徴する戦艦「大和」が、沈没した日です。
沈没地点の付近では今年も慰霊祭も開かれたようです。
 私も大和と大和にかかわった人たちの英霊に感謝と慰霊の思いを新たにしています。

 私にとって戦艦大和は小学生の時に本や模型などで親しんで以来、ずっと心のどこかに引っかかり続けている存在です。
 そんな心情は私だけでなく、おそらく多くの日本人がそんな思いを持っているからこそ、いまだに大和に関する本や商品が売れるのだと思います。

なぜ、そんなに人気があるのか
、私なりにちょっと考えてみました。
まあ、一般的に言われていることとそう変わりませんが(笑)




 1、見た目が美しい!


 日本外国を問わず、戦艦などというものは徹底した機能性を追求するものだから美しさなどは一番後回しになってもおかしくないにもかかわらず、とても美しい。
 軍艦とは武骨な格好のものが多い中で大和型戦艦は、富士山を思わせるようなきれいな山型のシルエットです。
 もしこれが、たとえば戦艦扶桑(ふそう)型などのような武骨な格好をしていたら、こんなに人気は出なかったでしょう。

戦艦大和
戦艦大和の勇姿

$大日本商店店長の日本史ブログ-戦艦扶桑
戦艦扶桑


 それにしても、機能性を追求すると美的性を帯びてくる、というのはたとえば車でも飛行機でも言えることかもしれません。なかなか奥深そうなテーマです。




 2、世界一である!

 戦艦として世界一の砲塔、世界一の大きさ、世界一の装備、など当時「世界一」であったものがたくさんあって、中でも46センチという主砲の口径の大きさはいまだに世界一であるところがどこか日本人として誇らしいものがあると思います。

 先日のブログの出雲大社本殿もそうですが、島国のコンプレックスのせいか、日本人は「大きなもの」にあこがれるところが大きいような気がします。

 古代の話になりますが弥生時代の銅鐸(どうたく)、古墳時代の前方後円墳、奈良時代の大仏などなど、いずれも大陸発祥のものでありながら世界一の大きさを目指す姿勢は連綿と受け継がれた日本人の発想であり、いくら国際時代の現代になってもそう簡単に日本人からぬぐい去れない「心の琴線(きんせん)」になっているのではないでしょうか!?




 3、物語がある!

 世界一の戦艦ながら活躍する場もなく、不遇な運命をたどり、「一憶総玉砕」の先駆けとして犠牲になった・・・まさに劇のような物語です。
 もしこれが、「どこかの海戦でそこそこの戦果をおさめたがあえなく沈没した」とか、「戦後まで残った後、米軍に接収されて朝鮮戦争などで使われたあげく、記念艦となった」とかだったら、ここまでのロマンはなかったでしょう。
 同形艦の「武蔵」とか、大和と同様に日本海軍の象徴でありながら戦後水爆実験で沈没した「長門」が、大和ほどの人気を集めないのにはこの「物語」で負けているからだと思います。



$大日本商店店長の日本史ブログ-戦闘中の戦艦大和
戦闘中の戦艦大和


 しかもネーミングが「大和(やまと)」です!つまりは「日本」じゃないですか!
技術の粋を集めて外国の「量」に対し「質」で勝負しようというところ、運用において時代遅れな発想にこだわりすぎたことなど、どこか日本と日本人の国民性を象徴するエピソードが山ほどあり、感情移入しやすい部分がたくさんあります。

 このように戦艦大和は、日本人の心をわしづかみにする要素を兼ね備えすぎているぐらい備えているから、いまだに根強い人気があるんだろうと思います。

 
大日本商店でも近々、大和をテーマにした商品を作ろうと思ってます。ご期待下さい!










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●お花見しました@立本寺

今日の昼食は私の家のすぐ目の前にある立本寺というお寺の境内で食べました。

 桜の名所は日本中ありますが、ここの桜もなかなか見事なもので、というかあまり知られていない割には相当レベルの高いお花見名所と言えるべきところで、隠れた観光スポットと言っても過言ではないと思います。

 4日の日曜日にも町内の人たちとのここでお花見をしました。
みんなで食べ物を持ち寄って食べる毎年恒例の行事です。

立本寺
立本寺(りゅうほんじ)本堂。江戸時代の建築がそのままの本当に立派なお寺です!

今日は嫁さんと子供と歩いて近所のテイクアウトの寿司を買って食べました。

 実は私の家の2階の窓を開けるとこのお寺の見事な桜を見ることができ、数年前までは毎年家の2階で人を呼んだりして花見が出来たのですが、ここ数年もったいなくも2階が物置き場兼作業場と化しており、窓際に棚など置いてしまってとても花見どころではない部屋になってしまいました・・・。


大日本商店店長の日本史ブログ-家の2階から見た桜
数年前、家の2階から見た桜。今は見るに見られないのがもったいない・・・













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●ジョン・タイターって知ってます?

今日は何を書こうか考えていると、先日友人たちとの会話の中で盛り上がった話を思い出しました。
 私が2年くらい前に深夜のラジオ放送で聞いたのがきっかけで、なぜか忘れられない話です。

 皆さんは「ジョン・タイター」という人のことを知ってますか?
かなり有名な人なんだけど、なんと世界中のだれもその人の顔を知らないのです!

そんなナゾナゾのようなことがあるのか、と思われるでしょうが本当の話です。
 彼は2000年の11月から2001年の3月まで、ネット上の掲示板の書き込みに存在した人物なんだそうです。

 そんな書き込みの人物がなんでそんなに有名なのかというと、なんと彼は2036年からタイムマシンに乗ってきた未来の人間だということで、タイムマシンの構造や2036年の世の中の状態や、2036年までに起こる出来事をいろいろとそれなりの説得力をもって説明しているのです!
(もっと詳しく知りたい方は「Wikipedia」で「ジョン・タイター」と検索してください)

↓こんなのかな!?
ドラえもんのタイムマシン

バック・トゥ・ザ・フューチャーのデロリアン


 彼の経験した歴史は、オリンピックが2004年で中止になるとか核戦争が起こるとかいろいろ悲観的な将来が予言されているのです。
 今この2010年の時点で振り返っても、かなり外れた予言が多いのですが、その説明として、未来には「世界線」とかいういろいろな可能性があって必ずしもジョン・タイターの経験した未来になるわけでもないのだそうです。
 そのへんのところの理屈は私にも難解でよくわかりませんが、うまく言い訳したものだと思います(笑)

 ジョンタイターはIBM5100というパソコンの部品を入手する使命をもって2000年に来たそうですが、もし今私が2000年に戻れるなら・・・やっぱり「大日本商店」を立ち上げるかな?(笑)

 でも冗談抜きで、もしそのころから今のノウハウを持ってこんなネットショップを始めていたら、今頃すごい会社に成長していたかもっ! え?甘い?















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