東京都稲城市のデザインマンホール(1/2)。 | 水辺の土木遺産

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昨日は元旦翌日だというのに、さっそく出勤でした。

しかも、早朝出勤からの昼過ぎ終了で8時間に満たないので代休もつかない……。

なんとも気の乗らないお仕事が終わって帰り道、このまま終点まで乗ると、すぐに稲城だなぁ……。

行くか!

 

というわけで、少し気になっていた東京都稲城市へ。

途中でJR南武線に乗り換えて南多摩駅が最初の目的地ですが、

場所が分からないのでとりあえず北口……なかった。

 

南口の出口を出て、右(西、府中本町方面)へ20mほどの辺りにお目当てのマンホール。

 

 

マンホールから、駅の南口方向への振り返り。

そしてマンホールがこちら。

 

 

タイムボカンシリーズ第二弾『ヤッターマン』に

複数あった主役メカの一つの『ヤッターワン』です。

 

背景のヤッターマンマークが並んでいるのが、

少しだけマンホールの滑り止めらしさもあって良いですね。

右にある雷のようなマークは稲城市の市章。

 

何でマンホールにヤッターワン? というのも、

マンホールにそのまま記載されていますね。

 

私と同じおっさん世代なら、

この人のデザインしたロボットの出てくるアニメを見たことのない人はいないはず。

そのくらい有名な大河原邦男さんが、東京都稲城市(最近まで私は名前も知りませんでした)の出身で、

それを前面に押し出しての町おこしを行っているようです。

 

ちなみに、最初に出ていった北口には、

 

 

分量橋公園という、

 

 

私の守備範囲により近い用水路の公演がありまして、

 

 

こちらにはヤッターワンの全高2mほどのオブジェがあります。

そこから東に歩くとお次は稲城長沼駅のやはり南口、

東に20mほどの辺りに……

 

 

こちらにあるのは、

 

 

説明不要でしょうが、

『機動戦士ガンダム』の主役メカ『ガンダム』。

 

背景の連邦マークがまた、

マンホールだとひそかに主張しているようで好ましいです。

 

目の前の、1月2日なのでシャッターの降りた商業施設には……

 

 

全高3mほどのガンダムとシャアザク。

 

更にここから線路沿いに東に向かうと、南武線の高架下、

線路に並走する用水路『新堀』の転落防止策には、

 

 

ヤッターワンのプレートと

 

 

『装甲騎兵ボトムズ』に登場する主人公の愛用機、

ターレットレンズの特徴的な『スコープドッグ』の頭部をデザインしたプレート。

 

なお、ボトムズでは主人公メカというものが存在せず、

ロボットは全部壊れたら乗り捨ての使い捨てだったため、

主人公がどちらかと言えば愛用していた機体という位置づけです。

 

 

こんな感じで取り付けられています(稲城長沼駅方面への振り返り写真)。

 

 

おまけでこちらは稲城市のノーマルマンホール。

最初に無着色のものを見た時には、東京都=緑のイチョウの葉のイメージが、

着色されるとまさかの落ち葉。

 

 

……かと思いきや、

緑と黄色のバージョンもあったりして。

 

さて、このまま東に歩きます。