東京都稲城市のデザインマンホール(2/2)。 | 水辺の土木遺産

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水辺の土木遺産、冠水橋や流れ橋、石橋やレンガ樋門など、自転車で見て回りながら、ついでに狛犬なんかも追いかけています。

さて、正月早々の出勤ついでの散歩の続きです。

 

そのままのんびりと矢野口駅まで歩きまして、

南口の駅前を最初に確認しましたが……ここまで南口続きだったけどない?

北口に回り込むとありました。

 

 

駅から西に10m少々の辺りにあるのは、

 

 

『アイアンリーガー』の主人公『マグナムエース』。

ここでもあくまでも背景には『シルバーキャッスル』(主人公の所属チーム)マークで、

相変わらず、市章も並べる辺りにデザインマンホールとしての矜持を感じます。

 

OVAにはなっていても、

他の3作品と比べて知名度に差が大きすぎるのですが、

このチョイスは大河原邦男さんの好みなのか、それとも市職員の好みなのか……。

 

最後は少し離れていて、

京王線の若葉台駅になります。

さすがに歩いていくには遠すぎる上に、

昼過ぎに職場を出て、電車で南多摩駅に到着したのは14時過ぎでしたから、

この時すでに時間は16時近くで、歩いていくと日が暮れてしまいます。

 

電車で移動しようと一旦ホームに行きましたが、

改めて調べると電車で向かうと余計に時間がかかることが分かり、

よみうりランドまで徒歩で移動することにして改札へ。

 

キンコン鳴って気づきましたが、

今もSuicaで乗車駅下車ってできないんですね。

 

で、窓口に行くと『どこから乗車ですか?』

……って、機会にSuicaを設定した時点で乗車駅も時間がついさっきなのもわかるでしょうに、

『同じ駅で降りる場合は自動改札を使わずに窓口に来てください!』

なんで非難口調なんでしょう? 客相手に……。

 

キセル防止に同じ駅で出られない仕様なのは理解できても、

自動改札で処理できないのはJR側の仕様の問題でしょうに、

同じ駅で数分過ごしただけの人間から一駅分の乗車料金まで取っておいて、

JRってのは本当に……。

 

と、愚痴はさておき、

京王線のよみうりランド駅まで徒歩で移動して若葉台駅に移動しましたが、

私が参考にした稲城市のHPの記載は『若葉台駅周辺』。

…周辺って、どこ?

 

とりあえず、例によって南口を降りると、

 

 

そこにあったのは川崎市のデザインマンホール。

 

うん、北か! ということで、まずは北口の道路沿いに降りましたが、

そこには人通りもなく、気配もないので、改めて地図を見てみると、

若葉台駅の北口まではギリギリ川崎市なんですね。

 

人の流れに従ってエスカレーターで上に登って若葉台駅前坂通りの向こうに渡ると、

ここからが稲城市になります。

 

とりあえず歩道の道なりに移動すると……ありました!

 

 

こちらは駅の方を振り返って撮影したもの。

 

 

駅から歩いてくるとこんな具合。

目の前にはテレビ朝日の建物がありますから、

それならそうと書いておいてくれれば分かり易いのに……。

 

ここにあるのは新堀の転落防止策と同じく、

 

 

『装甲騎兵ボトムズ』の『スコープドッグ』。

なぜかこれだけ、背景のマーキングはギルガメス文字の『V』。

この作品、赤い肩以外に、マーキングらしいものが殆どありませんでしたからね……。

苦肉の策で英語表記の『VOTOMS』の頭文字を劇中文字表記?

 

なお、私の記憶が確かなら、

テレ朝系ではなく、テレ東系列局で放送していたような気が……。

 

そしてこの先、もう少し歩くと

 

 

やはりテレ朝の前に、

 

 

稲城市のイメージキャラクター『稲城なしのすけ』。

これにてミッションコンプリート。

 

日暮れ前に全部を回るために昼飯も取らずに探していたので疲れました。

そして、帰りの路線検索をすると帰りの電車で約2時間……。

 

無駄に疲れる1日でした(^^;。

とりあえず、矢ノ口駅の駅員の所為で、

稲城市は嫌いになって、帰ってきました。

 

明日からは、潜水橋に話を戻します。

 

追記:

どのマンホールも歩道にありますが、

鮮やかな色のカラーマンホールということもあり、どうしても汚れやすく、

なおかつ、紫外線による退色も避けられないため、気になる方はお早めに!

 

……と、言いたいところですが、

令和2年の今年の間に、マンホールカードも計画されているようです。

マンホールカードが作られてからの訪問が、正解かもしれません。