埼玉 流れ橋 2橋目。 | 水辺の土木遺産

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水辺の土木遺産、冠水橋や流れ橋、石橋やレンガ樋門など、自転車で見て回りながら、ついでに狛犬なんかも追いかけています。

明治潜穴の続きも書きたいのですが、最近は忙しくて時間がありません。
明治潜穴は時間のあるときに続きを書きたいので、しばらくは流れ橋の話でも。

飯能の流れ橋のある入間川から、国道299号線で北に抜けると高麗川(こまがわ)です。
川沿いにしばらく走るとこちらの流れ橋

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ありがたいことに地図サイトの航空写真からでも確認できる上に「これは流れ橋だ!」と、確信できる姿から最初から織り込み済みの橋でした。

小さな橋に見えますが、

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横から眺めるとなかなかの規模。
右端に見える桁は必要なの? と、思われるかもしれませんが、冬場は概ね水量が少ないだけに、水量の多い時期には足下の辺りにも水がくるのでしょう。

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見るからに普通に使われている道という風情で、地元の足になっているのでしょう。
……ですが、自転車を押し歩くのにはかなり厳しい道幅、乗って渡る度胸はありません(苦笑)。

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こちらが対岸からのもの。
橋板が一枚ずつ直列に繋がっているものが多い流れ橋ですが、ここでは橋板一枚一枚が、別々に川岸の樹木にワイヤーで結びつけられています。

桁の種類もあり合わせの場合が多いので場所に寄りけり、ワイヤーの種類もここの用に細い鋼線のワイヤーから、立派な吊り橋に使われるようなワイヤー、チェーン、工事現場で見掛けるような黄色と黒のトラロープ、岸への固定方法のバリエーションまで楽しめるのが流れ橋。

次の3橋目はこんな橋。

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続きはまた改めて。