今まで夏に履いていたサンダルが壊れたので雪駄に替えた…

画像を見ればお分かりだろうが先代のサンダルの日焼けあとクッキリであるww

年中頭に手ぬぐいを巻き、夏場はひたすら甚平で過ごすこの男が雪駄になったのだからもう何も怖くないww

スーパーに買い物に行くとレジの女の子に

お祭りみたいですねw

と、言われ

二、三回同じ店に足を運ぶと

毎度!

と、お馴染みさんになり、この三軒茶屋界隈ではヘタな真似したら一発でアウトになるほど面が割れてしまったのでしたww

目立ちたかったからじゃなくてひたすら快適な服装を探していたらこうなっただけなのだが…

頭の手ぬぐいだって不精して伸びた髪を気にしないで活動するためだったし、日除けや防寒にいいから手放せなくなったもの…

甚平はもしこれ以上快適に夏を過ごせる服装があったらすぐにそれに乗り換えるから教えて欲しい…と、思うぐらい夏には欠かせないでいるアイテム、この夏服の材質、通気性の構造を越えるものはおそらくは無い!

そして雪駄である…

歩きやすいかと言われればスニーカーほど歩きやすくもなく、早足も利かない…

でも、そんなに早く歩く必要があるような時に履くわけでなく極めてプライベートなときの履物だからね♪

ペタペタと雪駄にちょうどいい速さで歩いている

この速度が散歩にはちょうどいい♪

疲れたら腰掛けて鼻緒から足指を外して雪駄の上にチョイと乗せて休む…

裸足の気持ちよさを実感する

どんなにクソ忙しかろうと、どんなに悩み事抱えていようがゆるゆるとしたこの時間だけはゆずらんww

帰り道、夕飯の材料やらおやつを買い、袋をぶら下げてゆるゆる歩く

雪駄にちょうどいい速さだな…と、思うそんな休日だった…

(-_-#)/))


この間の掃除でいろんなものが捨てられ、再発掘されたワケですが…

この老眼鏡、もう七、八年前に貰ったというか、あてがわれた老眼鏡なんです

別に当時は老眼でもなんでもなかったのだけど、とある仕事で目の保護でサングラス必携の現場があり、それを元請けが全く把握していなかったために退場させられそうになり担当が慌てて買ってきたのがこの老眼鏡だったのです…

バカヤロー老眼鏡じゃねぇか!

と、怒鳴ったワケですがかけてないと仕事させて貰えないので仕方なくかけて作業していたのですが視界が歪んで足元の距離感が掴めなくて何度も転びそうになる作業員続出

危ないから外させてくれと担当に言っても「ガマンしてくれ」というだけ

そこに来て重量物を数人ががりで動かさなければいけない事態になったのだけれどこの老眼鏡をしていたら危険だという事で外そうそうとしたら担当が外すなと怒鳴り散らす

さすがにキレて担当の胸ぐらを掴んで

てめえの連絡ミスでこんなクソメガネかけて危ねえ思いしてんだろ…怪我人出すほうがいいのか決まり破るほうがいいのかどっちだ、怪我人選んだら俺達は引き上げるからな!

と、仕方なく脅したのでした…

ウチらにケツをまくられたら仕事になりませんから担当は渋々老眼鏡外すことを認めて仕事はなんとか格好つくところに納める事ができたのでした

まあ、そんなヘンな思い出の老眼鏡…そこから何年かして何となく本が読みにくくなってきたな…と、戯れにかけてみたところ活字がハッキリ、クッキリ見えた時に脳みそが揺れました…

老眼なのかオレ…

あの時は目の前が歪むような別世界だったのに…今やジャストフィット

これは過去からの贈り物ww

そして最近はちゃんと本を読もうという時には欠かせないアイテムとなってしまいました

今はその仕事を離れ、その業者も無くなってしまったけれどあまり嬉しくない思い出の老眼鏡がこんなに役に立ってますww

災いを呼ぶような代物でも時が流れると役に立っている、人生ってのはこれだから面白いんだと思うんですよね…

(-_-#)/))


一人の道化師が夕暮れの街を走る…

慌ててショーに向かっているのだと誰かが言う

化粧も落とす暇もないほどの一大事があったのだろうと誰かが言う

アレはピエロの幽霊だよ…と言う子供が現れる

友達の知り合いがピエロにさらわれたのだと言うものまで現れた…


また次の日も走る道化師は現れた


そして次の日も…


また次の日も…

たまらずひとりの老婆が道化師に尋ねた

あなたは何をしているのですか?

道化師は笑いながら言った

お婆さん、あなたはボクが何をしているように見えますか?

分からない…と、老婆は言った

お婆さん、当たりですよボクにも分かりません…だってボクはボクを見つけた人たちの想像するものを全て演じる道化ですから

じゃあ、あなたは幽霊で人さらいなの?

そうなりました…道化師は苦笑いした

お巡りさん!…老婆が叫んだ

捕まりませんよ、だってボクはあなた達の退屈そのものなんですから

そういうと道化師は走り出し、夕闇の中に飛び込んでゆくと溶けるように消えていった…


そんな事があったのにこの退屈な街は今日も夕闇を走る道化師の噂をする者が絶えない…


(-_-;)/))