増山です。
まずは昨日の記事
をご覧ください。
そして本日は
「スルガ銀行 業務停止解除へ、一体どうなる?」
についてお伝えします。
昨年2018年、かぼちゃの馬車不正融資、
デート商法を絡めた無担保ローンなどで
話題のスルガ銀行ですが、
金融庁から11月12日よりの
一部業務停止命令が4月12日に終
この業務停止命令は、シェアハウスなど
投資用不動産向け融資で、
審査書類改ざんや契約書偽造などの
不正が横行したために金融庁が
発していたものです。
そのスルガ銀行ですが、
中止していた投資用不動産融資を
決算発表の5月中旬以降に再開すると、
発表しました。
融資をしなければ事業は
継続は難しいでしょうから、
スルガ銀行としてはなるべく早く
融資を再開したいはずです。
昨今発表した業務改善計画の
途中経過報告としては、
以下の要点が3つあります。
1 ) ガバナンス態勢の見直し
いわゆる企業の統治、管理態勢ですが、
① コンプライアンスの強化
② 6月の定時株主総会で監査等委員会を設置会社へ移行
③ 全行員への研修を実施
という感じです。
2 ) 脱創業家
「ファミリー企業」向け融資は、
預金相殺及び保有不動産売却で順次回収し、
保有スルガ株を手放し資本関係にも解消に
取り組んでいく、という感じです。
3 ) 投資用不動産融資の事後対応
3万8千件融資している投資用不動産の
全件調査は、最終調査結果を5月中旬の
決算発表時に公表。
一方、我々、投資家あるいは
ユーザーとして気になるのが次の3点かと思います。
経営破綻するのか、しないのか?
ファミリー企業との関係を絶って健全化するのか?
不動産融資を再びやるのか?やらないのか?
経営破綻するのか、しないのか?
→ 答え 元最優良地銀は潰せない
預金量3兆円地銀の破綻は社会的影響が
大きいすぎるため、
金融庁も何とか避けたいはず。
夏には参議院選挙もあり、
地銀破綻の混乱は政府としても
更に避けたいところ。
しかしながら、昨年秋以降、
約2500億円もの預金流出があり
財務状況の悪化に歯止めが掛からない。
ファミリー企業との関係を絶って健全化するのか?
→ 支援者、スポンサー、受け皿が必要
となれば、事実上の支援者または
スポンサー、綺麗に言えば提携先が必要。
候補としては、
SBIホールディングス、家電量販店のノジマ
が候補に挙がっているようです。
ここに来て更に、
新生銀行の名前も挙がって来ているようです。
りそなホールディングスも候補に
挙がっていたのですが、
どうやら無くなったようです。
新生銀行としては、スルガ銀行の
救済を手伝い、金融庁と関係を良く
したいようです。
新生銀行は公的資金を返済
できていない銀行ですので、
それを考えると協力しやすいの
かも知れません。
SBIホールディングスは、
スルガ銀行を上手くマネージメントできると
意欲を示しているよう
スルガ銀行株を買う可能性をスルガ銀行側に
伝え
ノジマは神奈川県が地盤の家電量販店で、
スルガ銀行の株式を市場で5%
保有していますが、年商5000億円の
ノジマがスルガ吸収は
少し無理があるかもです
しかしながら、
ヤマダ電機が金融機関と組んで
住宅ローンに参入し
家電品と住宅は親和性が高いと言え、
実現するかも知れません。
スルガ銀行は創業家が15%の株式を
保有していますが、脱創家が進まない限り、
スポンサー候補との提携話はなかなか
進まないでしょう。
不動産融資を再びやるのか?やらないのか?
→ 救世主となってほしい
定時株主総会の5月中旬以降に再開する
予定、と発表しています。
まずは再開に向け、悪質な不動産業者を
排除するための情報管理徹
自ら発表しているが、
全体的に不動産融資が厳しい環境にあり、
市場が冷え込んでいる中
実際に再開したとして機能するのか?
救世主になるのか?
シェアハウス以外の投資用不動産融資も
1.6兆円あり、仮に新たな不正が出てくると、
この業務改善計画問題も危うくとても
苦しい現状ですが、不動産業界の行く末を
考えると、ぜひとも再建してもらいたいもの
何か大きな動きがあり次第
また取り上げます。
以上、スルガ銀行業務停止解除後の
動きについて、解説いたしまし
※この解説動画はこちら
今後も、話題の不動産に関わる情報を
世界一わかりやすく解説していきますので、
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