今回はタイトルの通り、和竿の投竿で120mブン投げてきたお話です。
ご興味ある方は、どうぞ最後までお付き合いください🙇
もう去年の話ですが、こんな記事を書きました。
縁あって東京葛飾区の「うつぼや釣具店」さんから和竿の投竿を購入し、続けて1月にもう1本発注。紆余曲折有って、3月にようやく2本揃いました。

3本継ぎ3.6m。2本とも見た目は同じですが、重さを量ると・・・

こっちは501g

こっちは372g
元竿の継ぎ口を見ると

左(501g)は肉厚で、右(372g)は薄い。
自然素材なので個体差はやむを得ないんでしょうね。
軽く振った感じだと、501gは錘負荷25号、372gは20号くらいかな?
少なく見ても60年は経過する代物です。1本所有出来るだけでも奇跡的なのに、遠投用、近投用の選択肢まで得られるなんて、本当に贅沢な話。
その後も、うつぼやさんとは電話で世間話をしたり、オマケの品物を送ってもらったり・・・うつぼやさんには、この場を借りてあらためて御礼申し上げます🙇
さて。
道具は使ってナンボ、ですが、とにかく忙しい!
時間が出来たら台風が来たり、天候が良ければ急用が入ったり・・・。
先月一度だけ浜に出ましたが、その日は波が強くてまともな釣りにならず・・・。
なかなか釣りに出れないもんで、夜ごと竹竿に油をヌリヌリしてニヤついてましたが、(ド変態オヤジですぅ😱)
いかん!このままじゃ和竿で釣らないまま今シーズンが終わりそう。
ってことで、頑張って早起き。
9月6日早朝夜明け前。
千代川河口東側の砂浜へ。

睡眠4時間、今日も出勤前の2時間勝負。
布団から出てまだ30分ほど。ボーっとした頭をシャキッとさせるため、まずはこいつで血糖値を爆上げ。

名作ヤマザキの薄皮つぶあんぱん。
以前は5個入りだったのに、ステルス値上げで4個入りになりました😢
5個入りあんパンが4個入りになってしまう世の中。私利私欲にまみれた連中の馬鹿げた舵取りのせいで、世の中理不尽なことだらけ。
世の中安泰ならば、あんパンも5個入りのままだったはず。
4個入りのあんパンを食べながら、この国の行く末を案じてしまう。
でも、ここで朝日を見ているとそんな心のモヤモヤがスーッと浄化されていきます。
ラインはPE0.8号+PE力糸です。

海草天秤20号にうつぼやさんからオマケでもらった仕掛けを装着。
今日は6本針でエサはジャリメ。

台風明けのせい?かどうか、藻のようなゴミもよく掛かる。
う〜ん・・・。
反応が悪いので、ここでは実釣よりも投げ練に変更。
お魚さんは後で河口に移動してじっくり狙うことに。
では。
とりあえずいつものV字スリークォーターで
「おりゃあ〜!」
彼方へ飛んでいく海草天秤を目で追って、着水直前に人差し指で軽くサミング。
着底して糸フケ取るとこんな感じ。

ラインは力糸13m、25mごとに黄色、緑、赤、青の順番。
これだとスプールに青が少し残ってるから、約100mってところかな?
今度は海へ少し背中を向ける姿勢から、回転投法ぎみに「とりゃあ〜〜!!」
着底して糸フケ取るとこんな感じ。

4色目の青が全部出て、更に次の黄色も少し出ました。これだとほぼ120m。
いやはや、竹竿恐るべし。
正直、100m飛べばいい方だと思ってました。
胴調子で錘をしっかり竿に乗せて投げる感触はグラスロッドに近いかな?
しかもグラスロッドや六角竿とは比べるまでも無い軽さ。
エアロキャスト5000EXが445gだから、372gの竿と足しても817g。
PEラインだからってこともあるけど、感度も良好。海底の情報をしっかり手元に伝えてくれます。
竹って凄い。合わせて、それを活かす和竿職人さんの技術にも脱帽です。
その後も
「おりゃあああ〜!」
「ちょいやぁぁぁ〜!」
「どぉりゃあぁぁぁ〜!」
とキャストを繰り返すものの、どうやっても120mが限界値。
上手な人だったらもうちょっと飛びそうだけど、飛距離には充分満足したので投げ練はここまで。
そんじゃ河口へ移動してお魚探しを・・・。
長くなりそうなんで、前編はここまで。
後編へつづく〜。