言葉だけではお客様にお伝えすることは難しい!
お客様に体験していただいて実感していただくことが大切‼️
なぜなら
先日糖尿病患者さんのフットケアをされている看護士さんと話をしているとき、なるほど!!!と思うことがありました
看護士さんの外来にみえる多くの患者さんが、ゆるゆるのまま靴を履いて来院されるそうです
特に年配の方は足を圧迫されるのが嫌いな方が多いです
そんな時は患者さんの片方の足だけ足のかかとを靴のかかとにぴったりと合わせてしっかりとマジックテープを止めてから歩いてもらうそうです
「あー違う!しっかりと止めた方が歩きやすい!!」そう患者さんがおっしゃるそうです
そう、この実感していただくことが大切です!
例えばお店でも
来店されるお客様がどんな靴の履き方をされているか?
歩き方に特徴はないか?
など来店される方の自然な歩き方の様子を観察させていただいています
そんな時
靴のかかとを踏んで歩いていらっしゃる方
靴ひもの穴をわざと1つ開けて立ったまま靴をはけるように緩めて靴を履いていらっしゃる方
体が揺れて歩いていらっしゃる方
が見えます
もし
靴屋の店長である僕が頭ごなしに
「靴ひもはちゃんと閉めなきゃだめですよ!!」
「靴のかかと分じゃだめですよ🙅♂️」
とお伝えしたらどうでしょう?
お客様は
靴屋だからって何を偉そうに注意するんだろう
こっちのが履きやすいんだからいいじゃない
そんな感じで聞く耳を持っていただけないような気がします
まずはお客様のお話をお聴きすることから
「スニーカーはどんな時におはきになられますか?」
「ウォーキングはどのぐらいのお時間歩かれますか?」
「玄関は座って靴をお履きになるスペースがありますか?」
「膝や腰は痛くありませんか?」
「足指に靴擦れやタコはありませんか?」
とお聞きすればお客様もご自分のことをや足や体に対する悩みも話していただけると思います
その段階で
✔️足は体を支える土台であること
✔️その足を正しく支えてくれるのが靴のかかとであること
✔️靴擦れやタコの原因はゆるい靴を履くことによって起きることが原因であること
などなどをお伝えして
片方の足をいつも通り緩く靴紐を縛った状態で
もう片方をしっかりとかかとに合わせて靴紐を縛って
実際に歩いていただきます
左右のはき心地の違いを体験者いただき来店されたお客様に実感していただくことが大切だと思いました
看護士さんの言葉で印象に残ったことがあります
「実際履き心地の違いを体験していただいても元に戻っちゃう方が多いです。でも私は10人のうち1人でも靴をちゃんと履いていただければいいかなぁと思ってます(^ ^)」
この気持ちが大切なんだなぁと思いました
継続することは大変!
でも1人でも多くのお客様が自分の足を守るための靴をちゃんと履いていただくお手伝いをすることが私たち靴に関わる人間の使命だなぁと思います
だから
✅靴を脱ぐときは座って靴紐を解いてから脱ぐこと
✅靴を履くときは座ってかかとに合わせて靴を履くこと
✅足の個性に合った靴を履いていただくこと
✅用途に合った靴を履いていただくこと
をお伝えすることを継続していきたいと思います
でもまずはお客様のお話をちゃんとお聴きすることから始めたいと思います!
8月19日(日曜日)午前中、豊橋市保健所ホイップで足の体験会があります
靴屋の店長の僕もフットプリントという足の裏の状態が分かるプリントのお手伝いをさせていただきます
お時間がある方ぜひ参加してくださいね(^ ^)
今夜はカレー🍛です(^ ^)
シューズ&バッグ大丸蒲郡店
店長 大桑
シューフィッター No.7596
蒲郡市八百富町7-34
(サンヨネ蒲郡店内)
蒲郡駅から東に徒歩10分
0533-68-0186
(お問い合わせは店長大桑まで、不在の時は折り返し電話します)
am 10時からpm7(日曜9時30分から)
年中無休



