☆牛黄 | きじとら☆茶とら+はちわれ

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うちの猫達と他所の猫達のことなどあれこれ書いてます。
※不妊治療は限定記事にしています。


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今朝のくるみ。

飼い主が起きる前からおなかがすいたのかウロウロ。

うんちのほうは5時半に固めのをしていました。

葛湯が効いた?


食欲はしっかりあって自分から台所に来て、カリカリ完食。

少し追加した分も完食。


くるみの元気が出た要因と思われる漢方の牛黄ですが、牛の胆石で動物生薬になります。

検索していてこちらの漢方薬局さんで猫に使った例が載っていて試してみることにしました。

http://www.kanpou-kawai.com/neko2.html

こちらで紹介されているのは霊黄散というお薬、うちが使っているのは人参牛黄というお薬ですが内容は同じみたいです。

早くほしかったので楽天で購入。

霊黄散は救心製薬、人参牛黄は湧水製薬です。

どちらもお店にもよりますが一カプセル400円くらい。

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ここぞというときに!オススメ自然薬

ウチの猫ギンナンも、1歳になるかならないかの時に原因不明の熱を出してぐったりしたことがあります。土曜日だったので夜間救急外来に行きましたが、詳しい原因はわからず「月曜になっても治らなければ病院で検査してもらってください」、と解熱剤とステロイドの注射を打つだけの診療でした。(夜間外来だったので8000円以上の治療費!)

漢方愛用猫ギンナン 日曜の夕方になってもあまり様子は変わらず、ちょっと遅いのですが何か楽にする漢方は・・・?と我に返って考え思いついたのが霊黄参(レイオウサン)と牛黄清心元(ゴオウセイシンゲン)でした。

ご飯も全く食べてくれない状態だったので薬をどう飲ませるかが問題でしたが薬を歯ぐきに擦り付ける方法で少しずつ飲ませることができました。

霊黄参はひどい疲れや高熱のとき、循環器系の病気などさまざまなここぞという時の体の元気を出すお薬です。効果はてきめんでした!

ほんの少しの量を舐めてから30分もしないうちに、おなかが空いてきたらしくご飯を要求し始めました。食べる量はほんの少しでしたがそれにも薬を混ぜ、少しづつ飲ませました。

すると!月曜の朝にはまた病院に行こうと思っていたのですが、ほとんどいつもと同じくらい元気になり熱も下がった様子で病院で余計な検査をするストレスを考えるとやめたほうがよいな、ということになり結局そのままよくなりました。

牛黄清心元(ゴオウセイシンゲン)1丸…3,400円(1個を猫の場合は16分の1くらいに切って少しづつ与えます。)

ひどい疲れやのぼせ、循環器系のトラブル、高熱のある時、など様々な症状に使えるお薬です。

ときどき近所の野良猫が瀕死の状態で倒れているのに遭遇します。そんな時はせめて家で息を引き取ってもらおうと、家に運んで口にこの清心元のかけらを口に含ませてあげるとほんの少し意識が戻ったり、少しだけ食欲が出たりすることがあります。

結局命を助けるにはもう手遅れで翌朝までには亡くなってしまうことがほとんどですが、様子を見ていると呼吸が落ち着いたり、少しでも楽になれたんじゃないか思います。

霊黄参(レイオイウサン) 1カプセル(1日分)…400円

原因不明の病気やぐったりとした猫ちゃんにとにかく気付け薬の様に使えるお薬です。単独で飲ませてももちろんよいですが、他の漢方薬と合わせて使うとより効果的です。

1カプセルを開けると粉薬なので、それを1日2~3回に分けて飲ませます。体の免疫力も上がって体力がぐっとついてくる猫ちゃんも多いです。

成分は牛の胆石からとる、牛黄(ゴオウ)と朝鮮人参のみ。上記の清心元より、さらにシャープな効き目です。いざという時に猫にも人にも頼りになるお薬です。

ウチの猫も子猫の時に原因不明の熱でぐったりしていた時にこれを指につけて歯ぐきにすりつけるように飲ませたら、翌日にはすっかり食欲を取り戻し元気になりました。


ここではウチで体験した猫に対する自然薬の効果をほんの一例ですがご紹介しました。いずれも病名に関係なく使える安全な天然素材のお薬です。この他にも色々なお薬があります。病院のお薬があわない猫や体力低下している猫にはぜひのんでもらいたい、と思うものが色々あります。

もし今病気でもあきらめずにまだまだ色々な方法があるのだな、ということがわかっていただればうれしいです。 何か疑問や質問がありましたらぜひ1度お問い合わせ下さい。完治は無理な病気でも少しでも楽に苦痛が無く過ごせるようにできたら…、と願っています。




牛黄は命を養う不老不死の名薬として中国最古の薬物書「神農本草経」に記されています。
1~2mmといった小さな血管にまで働いて血行を良くするので、手足のしびれ、冷え等の末梢血行障害を緩和して、身体のすみずみまで総合的に働いて、身体のバランスを整えます。


http://wakyudo.com/goou.html


 強心作用
古来より、動悸、息切れの治療薬として使用されてきました。
心臓の心筋細胞に対して、直接的に働いて運動を促し、心拍数を増加させる作用があり、心筋細胞に、栄養、酸素を輸送している冠状動脈に対しては、その血流量を増大させて、虚血性心臓障害である狭心症の発作や心筋梗塞の予防と治療に効果があります。
 血栓症改善作用
血栓の生成を抑えるので、血液の流れを改善します。
 赤血球新生促進作用
赤血球を増やすことで、貧血や立ちくらみ、血色不良などを改善します。
 血圧降下作用
血行をよくして血栓のもととなる血小板の凝集を抑制する働きにより血圧を下げます。
この結果、高血圧はもとより、脳卒中等の後遺症にも効果的です。
 解熱作用
牛黄の即効作用の代表的なものとして解熱作用があります。
冬の流行性感冒をはじめ、夏の冷房病によるかぜ用発熱、下痢による発熱、炎天下での日射病、過労による警告反応としての発熱や原因不明の熱にも使用されています。
 鎮痛作用
神経の興奮を和らげて、イライラ、不眠といった症状を鎮めます。
 抗炎症作用
体内各所の炎症を抑えるので、内臓疾患から体表疾病まで広く役に立ちます。
 鎮痙作用
手足の痙攣をはじめ、腹痛や、さし込みなどの症状に効果があります。
 利胆作用
胆汁の分泌を盛んにするとともに、肝臓の働きを助けます。
 抗酸化作用
主成分のビリルビンが脳の組織における強力な過酸化脂質生産抑制作用を示すことなどから、抗活性酸素作用に起因する脳虚血障害改善作用を有することが示唆されています。
 肝保護作用
肝の薬物代謝活性や抗酸化合物含量に影響を与えず、肝血流量の増加を示します。
牛黄は、慢性肝炎にも効果を発揮します。
 病中病後の体力低下
体力の回復には十分な睡眠と栄養補給が不可欠ですが、疲れた身体が食物を受け付けがたく、昂った神経が眠りを妨げるというケースもあります。
 こんな時は、牛黄を服用することによって、体力を効率よく回復し、寝る前に服用すればぐっすりと安眠することができます。


http://www.ioudou.co.jp/kan/archives/2005/12/post_24.html

「牛黄」と書いて「ごおう」と読みます。牛黄は牛の胆石で、牛1000頭に1頭くらいの割合でしか見つからないといわれ、金よりも高いという大変高価な漢方薬です。牛黄の歴史は古く、日本では仏教の儀式で今でも使われますし、5~6世紀に中国で書かれた「神農本草経集注」という古医書には、重度の発熱、あらゆる子供の病気、大人の精神錯乱を治し、長期にわたって服用すれば新陳代謝を高め、寿命を延ばし、物忘れしなくなると書かれています。現代の中国では、牛黄は脳卒中や脳梗塞などの脳血管障害による意識障害に使われています。

日本では昔から肝炎、糖尿病などの慢性疾患から、疲労、動悸、不整脈、風邪、発熱、インフルエンザ、二日酔いなどの広い意味での「救急薬」として使われており、是非一度お試しいただきたいお薬です。その中でも特に,ひどい疲れや風邪、インフルエンザにお勧め致します。テレビでも有名な水戸黄門様の印籠に入っていたことでも有名です。「この紋所が目に入らぬかぁ~!」それほど古くから緊急・救命薬として重宝されたようです。