腎不全に良いと以前に書いた黄耆。
今回いろいろと調べていて、猫エイズや白血病には使わないほうが良いと書いてあるサイトを見つけました。(探したのですが再度見つけられず)
前述の十全大補湯や人参養栄湯、最初に使おうかと考えていた加味帰脾湯にも黄耆は入っているので悩ましいですが、貧血に良いということ、メインの配合ではないので様子を見ながら使っていくか。
または、漢方の強壮薬14種類のうち8種類に使われている、とあるので含まれていない6種類を探して使うか。
キャリアでない猫ちゃんには問題はないと思われます。
エキナセアは使ったことがありませんが、こちらもキャリアの子には良くないと書かれているサイトがある。
抗ウイルス作用があるとのことで魅力的ですけど
発症しているらしい猫ちゃんに使って大丈夫なケースもあるようです。
http://www.angele-jp.com/tora.htm
2つとも猫エイズ・白血病に良いとも悪いとも説があるので、飼い主さんが良く考えて使われるのが良いかと思います。
アズミラのサイトでは発症後でも問題ないとあります。
http://www.azmira-japan.co.jp/qa/sapurumento.html
◆エキナセアについて
Q) 「ペットのためのハーブ大百科」の記述: エキナセアを白血病、猫エイズ、糖尿病等の発症後に与えると症状を悪化させる。
A) エキナセアの「花」と「根」の混同による誤解です。
弊社はエキナセアの根(学名:Echinacea Angustifolia Purpurea Root)を『Viral D’Tox』、『Blood & Lymph D’Tox』、『Skin & Liva Plex』、『Echinacea Root』に処方して12年になります。全て発症後に使用することが多いですが、マイナス作用は一切ありません。
ニューマン博士は同書の著者Gregory Tilford氏について、面識があり発表内容も存じていますが、ニューマン博士がそれを情報として利用することは一切ありません。何故なら、ニューマン博士が25年に渡る研究に基づき実証してきたことと同氏の解釈との間には実に多くの違いがあるからです。
私たちは常にニューマン博士の、立証され繰り返して信頼が得られている結果を重要視し、その様な脅し作戦が如何なるものであっても退けます これはハーブの安全な使用方法について無頓着ということではありません。成長を続ける“ナチュラル”ペットマーケットに多くの人々が資本投下していますが、ニューマン博士のペットの健康に対する実証と体系的な研究に基づくものではなく、単純で、乏しい知識に基づいている製品が氾濫しているのが実情です。
kuro72mayuさんのブログ
絶対に負けられない闘いが猫にはあるvs FeLV FIV FIP より
http://blog.livedoor.jp/kuro72mayu/archives/67413519.html
http://blog.livedoor.jp/kuro72mayu/archives/67366141.html
うさぎうまさんのサイトより
http://usagiuma.info/holisticcare.html
http://usagiuma.info/case_nasaldischarge.html
エキナセア、アストラガルス、キャッツクロー:
免疫力が下がっていると考えられる場合、免疫力を押し上げる。
うさぎうまから
免疫異常の疾患(猫エイズ、免疫介在性溶血性貧血など)をもつ動物には
免疫力を押し上げるハーブを与えるのは、危険とおっしゃる先生もいらっしゃいます。
猫のハーブとサプリメント より
http://nekogohan.net/h23_ekinasea.html
エキナセア Echinacea
(パープルコーンフラワーpurple coneflower)
学名:Echinacea angustifolia E.purpurea
キク科
日本名、ムラサキバレンキク、
ホソバムラサキバレンキク
エキナセアはエキナセアアングスティフォリア(根と種子を使用)、
エキナセアパリダ(根と種子を使用)、
エキナセアプルプレア(根、種子、地上部を使用)と
3種類あり、使用する部位も変わってきます。
国によっても使用部位は違うそうです。
主成分:アルカミド・カフェイン酸エステル・ポリサッカライド・
精油・エキノロン・ベタイン
使用部位:根・種子・地上部
安全性:◎使用してはいけない病気:結核・白血病・膠原病・
多発性硬化症・エイズ・
HIV感染症及び他の
自己免疫疾患。
◎使用限度期間を8週間としている、すべての種類に適応される。
◎菊科の植物にアレルギーがある人は避ける、妊娠中は避ける。
◎投薬量によっては短期間の発熱、吐き気、下痢が起こることもある。
推奨量: (推奨量は人間用です。ワンニャンはここ
を見てね)
エキナセアパリダの根で1日900mg
エキナセアアングスティフォリアの根で1日1g
いずれも人間用の資料です。猫犬の体重で考えて下さい。
作用:免疫賦活作用・抗菌作用・抗ウィルス作用・抗炎症作用・抗酸化作用
舌にピリピリする味がする。
一般の伝染,および傷,インフルエンザ,カンジタ菌,急性の喉の炎症,
ぶどう球菌伝染,泌尿器,アレルギー,歯痛等のために,人間で使われた.
いくつかのタイプの腫瘍の成長を遅くするかもしれない.
エキナセアの有効成分や作用は未だすべて解明されていないが、多糖が
もっとも有効成分と考えられている。
これらの多糖は強力に好中球やマクロファージなどの食細胞を活性化し
またマクロファージから免疫応答物質であるインターロキンの生産を
促進することが報告されている。
これらの効果によって、リステリア菌やカンジタ菌による全身性感染症
への疾患を予防する効果や、インフルエンザ、ヘルペス等の抗ウィルス
作用、抗炎作用、抗酸化作用も報告されている。
民間利用法:ニキビとできもの・咬み傷・刺され傷・しもやけ
風邪・咳・気管支炎・・アレルギー性鼻炎・
流感・喉痛・扁桃炎・おだやかな喘息・口内炎・
泌尿器・心筋感染症・耳痛・
管理人から・・・・
注意:免疫系を刺激し人体の抵抗力を高めると言われています。
買うときはエキナセアルート(根)とちゃんと書いて
ある物にして下さい。
ピリピリした味がないものは、相当古いものです。
http://nekogohan.net/h18_asutoragarusu.html
アストラガルス Astragalus
学名:Asragalus membranaceus
マメ科
黄耆(オオギ)として、中国、日本の漢方薬にも使
われています。
補中益気湯の最も重要な成分が黄耆(オウギ)です。
漢方強壮薬の14処方中8処方に配合されています。
主成分:アスパラギン・カルシオン・ホルモノネチン・
アストロガロサイド・クマタケニン・ステロール
使用部位:根
安全性:推奨量の服用に対して特に副作用の報告は
ないそうです。
皮膚症状には用いない。
推奨量::(推奨量は人間用です。ワンニャンはここ を見てね)推奨量(人間)1日あたり生のオウギを煎じたものを
9~15gとしている。
作用: 強壮作用: 免疫賦活作用:化学療法治療補助 :
インターフェロン誘起作用:末梢血管拡張作用:
血圧降下作用:利尿作用:抗腫瘍作用:抗ウィルス
アメリカで黄耆の強壮、免疫増加、血管拡張、
抗ウイルス、利尿などの作用について、朝鮮ニンジン
よりも優れた点もあるとされ、癌患者に黄耆を与え
免疫力が正常に回復し始めた。
風邪の予防への有効性なども報告されている。
疲労倦怠、体力低下、肉体疲労、虚弱体質、
衰弱などに用いる物を強壮とみなす。
朝鮮ニンジン、エゾウコギなどが強壮の代表的な植物。
血管拡張作用が有るにも関わらず、寝汗を含む過度の
発汗に用いられる。また保水性を高め、のどの渇きを
抑える。身体機能調節力を正常域まで高める。
器官の脱症、特に子宮脱の治療に用い、子宮からの
出血に有効。
カラトーキと組み合わせ、血液の強壮役として貧血の
治療に用いる。