(原発関連記事)福島第1原発「レベル7」も 米研究所指摘 | きじとら☆茶とら+はちわれ

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☆福島第1原発「レベル7」も 米研究所指摘

世界の核関連活動を監視する米シンクタンク、科学・国際安全保障研究所(ISIS)は15日、東日本大震災に伴う福島第1原発の事故について「状況は相当悪化した」との見解を発表、事故・トラブルの8段階の国際評価尺度で上から2番目の「レベル6」に近く、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故と同じ最も深刻な「レベル7」に達する可能性もあると指摘した。
 米科学者らでつくる「憂慮する科学者同盟」は同日、事態が悪化すれば、より多くの放射性物質が東京にも拡散する可能性があると表明。最大の懸念材料として、施設内の放射線量が高くなり、作業員による原子炉を冷やす作業が難しくなっていることを挙げた。

 経済産業省原子力安全・保安院は国際評価尺度で上から4番目の「レベル4」に相当すると評価している。福島第1原発では、2号機で爆発音があり原子炉格納容器の圧力抑制プールが損傷。4号機でも爆発音がして火災が発生、外部に高濃度の放射性物質が漏れたとみられている。

 ISISの所長で物理学者のデービッド・オルブライト氏は「福島第1原発の衛星写真や報道、米軍や日本政府が測定した放射線量のデータなどを総合的に分析した」と話している。

 オルブライト氏は、国際社会が協力して放射線量の監視と分析を強化することが急務と指摘。日本政府に対しては、国際原子力機関(IAEA)への詳細な情報開示を徹底するよう求めた。

 79年の米スリーマイル島原発事故は「レベル5」とされる。福島第1原発事故をめぐっては、フランスの原子力安全局も、「レベル6」に相当するとの見解を示している。(ワシントン共同)http://mainichi.jp/select/science/news/20110316k0000e040037000c.html


☆放射性物質は東京まで達する恐れ=米科学者団体

[ワシントン 15日 ロイター] 米科学者団体「憂慮する科学者連盟」は15日、

福島原発事故による放射性物質が東京まで達する可能性があるとの見解を明らかにした。

 一段の放射性物質が数百マイル先まで到達する可能性があると指摘した。

 また、福島原発での事故対応作業が一段と困難になることを「非常に懸念している」とした。

 原子炉格納容器が破損すれば、炉心溶融(メルトダウン)が起きた場合に
放射性物質が漏れ出す恐れがあるとし、日本政府は避難区域を拡大する必要があると指摘した。

REUTERS http://jp.reuters.com/article/jp_quake/idJPJAPAN-20051920110315


☆「信じられないほど場当たり的」欧州委員が日本の対応を批判


欧州連合(EU)のエッティンガー欧州委員(エネルギー担当)は16日、福島第1原発事故への日本の対応について「信じられないほど場当たり的」と厳しく批判、「原発は制御不能に陥っている」との認識を示した。

 欧州議会の公聴会でエッティンガー氏は日本政府と東京電力の連携がうまくいっていないと指摘。さらに原発の冷却システムがダウンしたため、放水車の使用や上空からの水の投下で原発を冷却することを検討した日本の対応に強い疑問を示し「もはや技術的能力の問題だ。日本の技術力への評価を見直さなければならない」と述べた。(共同)
[ 2011年3月17日 08:30 ]
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/03/17/kiji/K20110317000443400.html