レシート事件と言葉にならないやさしさ

 

もう20年以上も前のこと。
結婚していた頃、

ある“事件”がきっかけで、

夫の浮気が発覚しました。
 

そのきっかけとは——
夫が浮気相手に買った

アクセサリーのレシートを、
家計簿をつけていた私に、

他の買い物のレシートと一緒に

提出してきたのですえーん
 

 

もう20年以上も経っているので、

そんなアホなと男もいるもんだ!

とプップッと笑ってしまいます。

 

 

 

 

 


当時の私は、北海道の釧路に住んでおり、

夫は車で2時間ほど離れた町に単身赴任中。

 

夫と顔を合わすことはなかったものの、
その事実を受け止めることができず、

 

レシート事件からの

1週間の記憶がほとんどありません。
 

 

きっと、

心が憔悴しきっていたのでしょう。
 

そんな時、

息子と幼稚園バスの乗り場が一緒だったママ友が、
 

「うちの子が○○ちゃん(息子の名前)と一緒にご飯食べたいって言ってるの。

よかったら、うちに食べに来ない?」
と声をかけてくれました。
 

 

息子には焼き肉、大よろこびでした。


私には、温かい「なめこの味噌汁」。
その味は、今でも忘れられません。
 

きっと彼女は、私の様子を見て、

何かを感じ取ってくれたのでしょう。
 

言葉にしなくても、伝わるものがある。
 

その優しさに、私は救われました。

 

 

 

 


 

それから3年後、私は離婚し、

札幌へ引っ越しました。
 

今でもそのママ友とは、

年に数回連絡を取り合っています。
 

人生には、つらい経験もある。
でもその分、

本当の「やさしさ」に触れることもある。
 

あの頃の私は、「なんで私だけこんな目に…」と、
「世界は私に冷たい」と思っていたけれど、
もしかしたら、「やさしさ」に

気づけなかっただけなのかもしれません。
 

 

あの時の友人のように、
私も誰かに、そっと寄り添える人でありたい。
 

そう、心から思うのです。

 

 

 

 

 

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