Bond 37 | watermelon

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鈴木拡樹君を愛してやまない管理人のブログです。
年に数回、拡樹くんの観劇ができるように日々お仕事頑張ってます。
最近は娘の影響でBTSのジョングクくんの笑顔と透明感のある声に惹かれてます。

「回りくどい事はめんどくさいから・・・」



そう言って城井さんの隣にいた昴流さんという人がテーブルの上に1枚の写真を置いた。


その写真にゆっくりと手を伸ばす。




震える手で・・・



その写真をつかんだ。






「彼・・・見たことありますか?」



昴流さんの声に小さく頷いた。


笑っているその写真は・・・



俺が知っているあいつより少し大人になっていて・・・







「は・・・やま・・・。」







そう呟いた俺の声が震えていた。





「彼は・・・皆上翔と言います。」



昴流さんがそう言った。


皆上翔?


葉山じゃ・・・ないのか?



「そんなに似てるかい?葉山託生君と。」



城井さんの言葉に視線を写真からはずす。


まっすぐに俺を見る城井さんに



「はい。」



俺は一言そう答えた。



「そっか・・・。



昴流、後よろしく。」



城井さんはそう言うとソファーから立ち上がり、部屋を出て行った。



「三洲君、時間大丈夫かな?」

「え?」

「ちょっと付き合ってもらえるかな?」



昴流さんはそう言って笑った。