Bond 4 | watermelon

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鈴木拡樹君を愛してやまない管理人のブログです。
年に数回、拡樹くんの観劇ができるように日々お仕事頑張ってます。
最近は娘の影響でBTSのジョングクくんの笑顔と透明感のある声に惹かれてます。

「今年も・・・ギイが来た様子はなかったな。」

「ああ・・・。」



木々に囲まれた小道から舗装された道路に出ると・・・



「お、おい・・・。」



少し離れた場所を歩いている姿に俺は足を止めた。


俺の隣・・・


一緒に歩いていたはずの赤池は・・・



その姿に走り出した。








「ギイ。」



赤池の声に俺達を見たのは・・・


あの頃より少し痩せた、それでいて気品を失っていない・・・



崎だった。



「章三・・・。」



赤池を見て都合悪そうに笑った崎。



「おまえは・・・今まで何してたんだ。」



赤池の問いかけに崎は



「心配・・・させたみたいだな。悪かった、章三。」



そう謝った。
両手に抱えられた花束は尚人の墓に行くためのものだろう。







「葉山・・・約束通り、崎がここにいるぞ。」




俺は空を見上げ・・・そう呟いた。