一番大切なのは? 24 | watermelon

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鈴木拡樹君を愛してやまない管理人のブログです。
年に数回、拡樹くんの観劇ができるように日々お仕事頑張ってます。
最近は娘の影響でBTSのジョングクくんの笑顔と透明感のある声に惹かれてます。

「じゃあまたな。」 

「靖友、今度一緒に箱学行こうぜ。黒田たちがおめさんも連れて来いってうるさいんだ。」 

「あー、あいつらねー。わーった、時間作るぜ。福ちゃんも一緒に行こうな。」 

「ああ。」 



表彰式も終わり、俺と金城は福ちゃんたちを見送ってアパートに向った。 



「よかったのか?福富たちは。」 

「いんだよ。離れてても福ちゃん達は俺のダチだからな。いつでも会える。」 

「そうか。」 



少し寂しそうに答える金城。 



「後、おめーも待宮も・・・俺ん中じゃもうダチだ。」 



そう言って金城を見ると少し驚いた顔をした後 



「そうか。ありがとう。」 



笑ってそう答えた。 



「ありがとーとか言ってんじゃねーよ。ダチだろ?」 

「そうだな。」 

「あ、でも待宮には言うなよ?あいつ図に乗んだろ?」 

「わかった。」 



福ちゃんの隣は安心できて心地いい。 


でも、金城の隣も同じように心地いいと思う自分がいた。 



「じゃあまた明日。ゆっくり休めよ?荒北。」 

「おう。金城もな。」 



アパートの部屋の前。 
金城にそう言ってドアに手をかけた。 


真波待たせちまったな・・・




そう思いながらドアを開けると・・・。 



「ただ」 

「お帰りなさい、荒北さん。」 



笑顔で俺を出迎える真波の姿があった。 



「お・・・驚くだろーが。」 



そういいながら中に入りドアを閉めると・・・ 



「だって・・・荒北さん俺の言った事わかってくれないから・・・。」 



俺の横から伸びた手が鍵をかけ・・・ 



「ま・・・なみ?」 



反対の手で俺の腕をつかむと 



「ちゃんと教えてあげなきゃと思って。」 



そのままドアに押し付けるようにして俺にキスをした。 














「荒北さんが誰のものか・・・





荒北さんわかってます?」 









そう言って笑った真波の笑顔が・・・




怖い、そう思った。