愛しい人 27 | watermelon

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鈴木拡樹君を愛してやまない管理人のブログです。
年に数回、拡樹くんの観劇ができるように日々お仕事頑張ってます。
最近は娘の影響でBTSのジョングクくんの笑顔と透明感のある声に惹かれてます。

「ねえ三洲。


真行寺君は・・・


知らないんだよね?本当のこと。」

「知らないだろう?自分の子供に嫌われるような事、親が話すと思うか?」




それは・・・。







「ごめん。僕その辺他の人と感性違うから・・・。」





僕の両親は僕に嫌われる事を気にした事なんてきっとないから。



「悪い、葉山。」



そう言って僕の頭に手を置くと



「お前はその分、崎に愛されてるだろ?」



優しく笑った。



「うん。でもね、三洲だって・・・


真行寺君の事愛してるから・・・




だから・・・。」



三洲は僕からはなれソファーに腰掛けると



「これで俺も前に進まなきゃいけないんだろうな。」



天井を見上げそう言った。



「前に?」

「ああ。真行寺も幸せを見つけたんだ。


俺も・・・



俺もそろそろ・・・。」



それでいいの?三洲は。


寂しそうに笑う三洲に、僕は何を言えばいいかわからなくて・・・



「なんかつまみでも頼んじゃおう?どうせギイが払うんだからさ。」



そう言ってルームサービスのメニューをテーブルに置いた。




ギイ、真行寺君はどうなんだろう。




本当に・・・




幸せなのかな?





お願いだからギイ、真行寺君の本音を聞きだして?





そう思いながら・・・。