birthday~章三 4 | watermelon

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鈴木拡樹君を愛してやまない管理人のブログです。
年に数回、拡樹くんの観劇ができるように日々お仕事頑張ってます。
最近は娘の影響でBTSのジョングクくんの笑顔と透明感のある声に惹かれてます。

リビングのドアを開けると、そこには見覚えのある顔。



「遅かったな、赤池。」

「三洲?真行寺。お前らも引越しの手伝いか?」



そう言った僕は



「赤池君、はやく入って。」



葉山に押されて部屋に入った。



「遅いっすよ、葉山さん。」

「ごめんね、真行寺君。あれもこれも買ってたらこんな時間に・・・。」

「料理冷めちゃいましたよ。」



料理?


何がどうなってるのかわからずにいた僕に



「座ったらどうだ?赤池。」



三洲がそう声をかけた。



「あ、ああ。ってか1人の食事じゃないじゃないか、葉山。」



そう言ってキッチンの方を見ると・・・



「それ・・・。」

「ほらね、やっぱり忘れてたでしょ?」



苺がのったケーキを持った葉山がそう言って笑った。



「普通忘れないだろう。」

「でも赤池君なら忘れてると思ったもん。予定ないって言われた時確信した。」



呆れたように笑う三洲に葉山はそう答えてテーブルの上にケーキを置いた。



「これ、真行寺君が買ってきてくれたんだよ?麓のケーキ屋さんからね。」



丸いケーキにはご丁寧に


『しょうぞうくんおたんじょうびおめでとう』


とひらがなで書かれたートがのっていた。



「料理は三洲君と真行寺君が準備してくれたんだよ。僕は赤池君を呼び出す係りだったんだ。」



そう言って笑う葉山に・・・



「ったく・・・そうならそうって言えよな。」


僕は照れ隠しでそう言った。