birthday~ 章三3 | watermelon

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鈴木拡樹君を愛してやまない管理人のブログです。
年に数回、拡樹くんの観劇ができるように日々お仕事頑張ってます。
最近は娘の影響でBTSのジョングクくんの笑顔と透明感のある声に惹かれてます。

「ごめんね、たくさん付き合ってもらっちゃって。」

「別にいいけど。こんなに買い忘れるって・・・葉山お前大丈夫なのか?」



僕の手には棚の入った箱以外にも袋が3つ、葉山も同じくらいの荷物を持っていた。
まあ葉山の持っているものはほとんど食べ物だけど・・・。



「いや、いざ生活してみたらあれもこれもって・・・。」

「まったく・・・三洲が言ってた通り、お前は寮に入ったほうが良かったんじゃないのか?」

「寮だと自由にバイオリンの練習できないから。」



それはそうだろうが・・・



こっちの気苦労も考えて欲しいものだ。



「赤池君、ちょっと寄ってってよ。」

「お礼に晩御飯でもご馳走してくれるのか?葉山の料理は・・・遠慮したいとこだな。」

「もう・・・赤池君に作れる料理なんてないから。ピザでも取るよ。予定ないんでしょ?」



そう言って葉山はマンションのエントランスのドアを開けた。



「僕も1人で食事するのも寂しいし。」

「結局はそこなのか。まったく・・・。」



こうしてこの先も葉山に振り回されるのが僕の運命なんだろうな。


そしてそれを別に嫌じゃない自分もどうなんだろうか・・・。



「どうぞ、赤池君。」



そんな事考えてると葉山の部屋の前で、葉山に言われるがままに中に入った。