secret 11 | watermelon

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鈴木拡樹君を愛してやまない管理人のブログです。
年に数回、拡樹くんの観劇ができるように日々お仕事頑張ってます。
最近は娘の影響でBTSのジョングクくんの笑顔と透明感のある声に惹かれてます。

「はあ?」 



10月に入って福ちゃんと新開は正式に明大への推薦が決まった。 

部活も新しい体制での大会も始まり、福ちゃんたちが俺に声をかける事もなくなった。 



自分でそうしたくせにどこか疎外感を感じて・・・ 






ばかだな、俺。 




そんな時だった。 



「なんでてめーがここにいるんだよ。」 



授業を終えて寮に戻る途中のコンビニ。 
ベプシを買って店を出ると・・・ 
駐車場に見覚えのある姿があった。 



「お前に会いに来たんだ、荒北。」 



サングラスをはずして金城がそう言った。 



「意味わかんねーし。大体にしてお前今日学校あるだろうが。」 

「今日から3連休だ。」 

「3連休?何だよ創立記念・・じゃなくてだとしてもなんでだよ。」 



俺に会いに来ただと? 



意味わかんねーし。 



「この前大学で会った時、様子がおかしかったから気になってな。」 

「何が気になるんだよ。俺とてめーは敵同士だろ。」 

「引退した時点でそれは終わった事だ。」 



こいつも・・・めんどくせーなー・・・。 



「だとしてもだ。てめーに心配される筋合いもなければ、なにもおかしなとこなんかねーよ。ったく帰れよ。」 



そう言って横を通り過ぎようとした俺の肩をひいた。