secret 9 | watermelon

watermelon

鈴木拡樹君を愛してやまない管理人のブログです。
年に数回、拡樹くんの観劇ができるように日々お仕事頑張ってます。
最近は娘の影響でBTSのジョングクくんの笑顔と透明感のある声に惹かれてます。

「大学はどーだった?靖友。」 



すっきりしない気持ちのまま地元の駅を出ると・・・ 

ガードレールに寄りかかってこっちを見てる新開の姿があった。 



「お前・・・なんでここに?」 

「金城君から寿一に連絡があってね。」 



あいつ・・・。 



「その時ちょうど俺も一緒にいたから。」 



そう言いながら歩いてくる新開。 



「ふーん。それでなんでお前がここに?」 

「いや・・・おめさんが本気で洋南に行くのか確認したくてね。」 



笑顔で俺を見てるが・・・ 






目は笑ってなかった。 



「別にお前にはかんけーねーだろ?俺が何処の大学に行こうが。ったくめんどくせー。」 



俺は新開から目をそらすとそのまま歩き出した。 



「口ではいろいろ言っても・・・



俺は靖友は俺らと同じ大学に来ると思ってたからね。」 



背中から聞こえる声に足を止める。 



「俺も寿一も・・・




大学にいってもおめさんと一緒に走れる、そう思ってたよ。」 



一緒に・・・ 






そんなのもういらねーだろ? 





俺は・・・ 







お前らにとって別に必要な存在じゃねーだろうに。