不登校生活スタート。 | だいちとハッピーライフ~ADHD子育て日記~

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日々の些細な出来事や子育てで感じたこと等々を書いてます

先週の金曜日、だいちは宣言通り3時間目から登校して行った。3、4時間目は組体操の練習に参加し、5時間目は保健室、6時間目は通級教室で過ごしたそうだ。




わたしは頑張って学校へ行けたことを喜び、だいちが帰って来たらいっぱい褒めてあげよう!と思っていた。でも帰って来ただいちは達成感を得られた様子もなく、相変わらず「だいちなんて死ね」とブツブツ言いながらの帰宅だった。学校の様子を聞くと例の嫌がらせをしてくる男子2人がだいちの方を見ながら内緒話をしていて、「うぜーよなぁ」と聞こえてきたのを「絶対オレのことを言ってると思う」と寂しそうに話した。運動会の組体操については自分は出来るが相方の子が倒立が出来なくて進まなかったそうだ。




翌日の土曜日は先日、資料請求したフリースクールの面談に旦那と行くことにしていた為、だいちはわたしの実家に預けることになっていた。わたしの弟家族も遊びに来て泊まるというのでわたしも面談が終わってから実家に行き、だいちと泊まった。





日曜日。だいちと実家の一部屋でオセロをしてた時、ぼそっと「死ぬのは怖いし、痛いけど一瞬で終わる。このままの生活して行くのとどっちがいいんだろう…」と言い出した。「え?なんでそんなこと言うの?」と聞くと「前にR(今クラスで嫌がらせしてる男子の1人)に『死ねよ。屋上から飛び降りたら簡単に死ねるから』と言われ階段まで引っ張っていかれたことがあったんだ。だから『死ね』って言われるとそのことが頭に張り付いてて苦しくなるんだ」と話してくれた。詳しくいつの事か等、聞こうと思ったが「前のこと。思い出したくもない」と口を閉ざした。





だいちが抱えてた恐怖感はわたしの想像を超えるものだったんだ。だいちには「もう学校なんか行かなくていいよ。運動会もいいから、まずはゆっくり家で母ちゃんと過ごそう」と話し、だいちも「うん」と答えた。その後も訳のわからないスイッチで不安定になり、自分の顔を叩いたり、腕を噛んだり、つねったり…自傷行為も始まり、早々にだいちと帰宅した。





月曜日から不登校生活がスタートした。担任の先生は月曜日の放課後に家に来てくれたのでだいちから聞いた内容と今後、学校はお休みすること。フリースクール等、だいちの学べる場所を探し、決まったら連絡することなどを伝えた。担任の先生としては「他校から着任早々の出来事で何か自分もだいちくんの為にしてあげたかったんですが何も出来ずにすみません…だいちくんの顔を見に時々お邪魔してもいいですか?」と言って頂いた。




火曜日は通級の先生から昼間に電話が来て、担任の先生からはまだ内容を聞いてないという事だったのでお話すると「わたしも今は無理に行かせない方がいいと思います。来週にでも気持ちが落ち着いた頃にお宅にお邪魔させてもらいます」と。





こうして、だいちの不登校生活がスタートした。気持ちが落ち着いてきたら、一度フリースクールの見学に連れて行こうと思っている。今はだいちの気持ちが安定するまでの充電期間です。