水元公園水生植物園のみず鏡
水元公園も、もう少し紅葉が進むと
いっそう艶っぽさが深まります
写真で切り取ると、鏡面の像も本物と見紛うばかり。
そこに、どこからともなく波紋が広がって揺れる秋の姿
直線だった枝も揺れて、実物を超える不思議な画像が生まれます。
誰かが計算して描いたCGのようです。
波紋が広がった原因は、先ほど着水した彼です。
クイナの仲間で渡り鳥のオオバンだと思います。
一緒に来たパートナーはあっちに行っちゃった。
白い鼻筋が特徴。
太陽の軌道が低くなりました。
撮影日(11/22)の朝は雨も降っていないのに路面や草木が濡れています。
「あのおじさん、なんか草を写してるね」
余計なお世話で御座います。 通りすがりにキラッとしたので接近撮影。 おそらくチカラシバ。
陽が射しているところをズームしてみる。
穂先に凝集した露が色を帯びて光っています。 肉眼ではちょっと気づかないかもしれません。
トリミング拡大してみると色珠が見えてきました。 0.01mmより小さな露の珠もあるようで、雨水ではなく霧などから凝集したであろうと推測します。
天然のイルミネーション
トリミング拡大なので少々粗い
今日のお散歩レンズは高倍率ズームレンズ(非球面レンズ)なので
小さな丸ボケが ” タマネギボケ ” と呼ばれる
同心円が出来てしまう現象になりました。
交換レンズを持ってくればよかった、
折角の一期一会的チャンスだったのに(と言い訳をしておきます)
そのうち、露ではなくて霜が降りてくる事でしょう。
ちょっと憂いを醸し出す、
名残のキバナコスモス。
関東の平野部ではこれからが紅葉の旬です
次はどこを散歩しようか。 (結局定番リハビリ散歩の水元公園かな。。10月から小遣いの予算大幅オーバーしているし)
11/22撮影@都立水元公園