函館の夜は寂し | まほろばのdaimal

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特にテーマがあるわけでもなく、自己満足の日記であります。

 前回記事からの続きです。

谷地頭温泉を出て、ほっかほかで函館公園の市立函館博物館に到着。 雨は本降りになって来たので、丁度良い雨宿りです。

 

 函館の古い絵地図には、英国・米国・ロシアの国旗が記載されている場所があります。 昨年見学した、領事館やハリストス正教会などがある地域ですね。

 

 

 特別展(?)の「北東アジアのシルクロード」展示。

平日の雨降りとはいえ、誰もいないのは寂しいですね。 10/13まで。

 

 解ったふりをして誰もいないのに頷きます。 綺麗な刺繍は重厚で温かそうだけど重そうでもあります。 寒い地域だからゆったりしたつくりでも、袖が細くなっているんですね(推測)。

 

 二階は箱館戦争関連の展示。 場所柄恐らく常設展示なのだと推測します。

 

 不謹慎ながら、土方氏は、現代でも通用する特出したイケメンですね。

 

 艦船「朝陽(ちょうよう)」

オランダで建造された幕府方の戦艦で、大政奉還にて朝廷に献上されたそうです。 箱館戦争では、旧幕府脱走軍軍艦「蟠龍(ばんりゅう)」の砲撃で撃沈した船。 因みに戦艦「蟠龍」は英国王室のヨット「エンペラー」でビクトリア女王から幕府に贈呈された船です。

 

 蒸気機関のスクリューで推進することも出来る軍艦。

 

 丸形の砲弾(中空なのは榴弾なんでしょうね)。

 

 命中率の高い長形弾(榴弾)へ代わってきた日本における近代戦の幕開けだそうで。 鉄砲も長形弾+銃身にライフリングという強力かつ高精度な兵器に進化していたとのこと。

 

 博物館で一時間ほど過ごし(他に見学者もいないので)、公園内の旧函館博物館二号横脇を通過して。

 

 

 更に旧函館博物館一号を横目に見て更に

 

 

 

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 公園を出て少し歩くと函館護国神社前に到着します。

参道から鳥居を見上げると、質素な雰囲気。

 

 境内は、す~っとした感じによく手入れされています。

 

 函館八幡宮と同様に函館市街と海を見通せる立地。

 

 少々残念なのは石段が可成り荒れており、歩くのが危険な感じがします。 程度から鑑み、大がかりな修復工事が必要であるように見受けられました。

 

 護国神社坂を下るとレンガ倉庫などのある地区を巡ることが出来ますが、今日は市電に乗ってしまいます。

 

 鳳来町で函館駅方面の路面電車に乗りました。

晴れていれば向こうに青い海と空が浮かんでいるはずです。 因みにこの鳳来町駅と谷地頭駅の間に坂があって、坂下から市電が浮かんで出てくる絵が撮影出来そうなスポットを見つけたのですが、このときはすっかり忘れて帰路につくのでした。

 

 

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 そろそろ一人旅でぼっちが寂しくなる頃。

またまた居酒屋で大雑把旅行の締め括りです。

 

 早過ぎて、お店に入ってもぼっち。

 

 えびすハーフ生をお通しと冷やしキュウリですきっ腹に流し込み。

 

 即ソラチ生に移ります(ちょっとピッチが速い)。

 

 アスパラ豚串とピーマンチーズ豚バラ串を見るだけで二杯目を飲み干してしまいました。 沢山歩いたから喉が渇いていたんでありましょう。

 

 干し宗八かれいが旨かった!

縁側部分がパリパリしているうちに先に頂く。 これ意外と実だくさんでお腹に溜まるのでありました。

 

 四杯呑んで日が暮れて、函館はいつしか強風の夜になっておりました。

 

 これにて北海道大雑把な旅2024もおしまい。

明日は早い時間の飛行機で東京に帰ります(ほんとうは遅い飛行機にしようと思いましたが変更出来なかった)

 

 

 

 10/4撮影@函館

 

 

翌日は快晴の函館。。。。。。

 

まぁまた来るさ。