自転車散歩の安全な西ルートを開発中であるDaimalとブルーインパルス号は、裏道を駆使した堀切橋の荒川渡河による千住侵入を目指して確認の旅に出ました(って片道20分程度でしたが)。 その途中にある堀切菖蒲園で休憩と開花度合い偵察のつもりでしたが、そのまま、どっかりと花菖蒲を堪能してしまったのでありました。
「新東京名勝・選外十六景」と読めますが、なに? 昨年はこの石碑は無かったような気がしますが自信なし(追記:園内別の場所にあったようです)。 調べてもパリッとした情報が得られず現在も調査中であります。 追記→ 1932年に報知新聞社が「新東京八名勝」を投票で選定し、その選に漏れた十六名勝に対する記念碑だそうです。
水元公園(都立)と違って、葛飾区管理の由緒正しき菖蒲園は狭いわりには多くの品種がきめ細やかに管理されています。 平日の曇天とあって比較的訪問者が少ない午前の中だるみ時間帯。
今年も、
綺麗に咲いたなぁ。
白花も好きさ。。。
花菖蒲では、紅色がなくて青・紫系が基調であるところが江戸和風と勝手に決めつけるdaimalです。
直植え花菖蒲は草取りなど結構大変なんだそうです。
管理の方が毎朝しおれた花を摘み取る事で美しい花が引き立てられています。
あまりに種類が多く、花の名札が立てられている種を幾つか紹介いたします。
勇獅子
鎌田錦
江戸錦
このシンプルさが好きですね。
郡山の雪
ベガ
琴座の白く光る恒星からの連想でしょうか。
初霜(白花の方です)
清少納言
今回のお気に入り。
清楚でありながら艶っぽい。
葵の上
今日はまったく陽射しに恵まれず、発色が今一つの絵になってしまいました。 ご来園の際には、陽射しがきつくなりすぎない午前中をお薦めいたします。 撮影の場合には午前10時前後までが比較的空いているようです。
気がつけば二時間ほど美女に囲まれて酔いしれておりました。 沢山のカメラマンと園児が遊びに来たところで、昼ご飯調理の為に帰路につきます。
お江戸花菖蒲といえば堀切菖蒲園。 京成「堀切菖蒲園」駅から徒歩10~15分くらいでしょうか。 入園無料。 レストハウスがあります。 個人的なお願いですが、バックパックはお腹側にしていただき、日傘は止めて帽子にしてください危険です。
6/2撮影@葛飾区堀切菖蒲園
日本固有種である花菖蒲。
花の名札を見ていると 「(長井)」記載されている花があります。 これは、江戸系・伊勢系・肥後系に分類される花菖蒲の元であるノハナショウブの特徴を色濃く残す「長井古種」の系統であるとか。 花菖蒲は東北種が原種であるようです。 山形県長井市の「長井あやめ公園」、高畠から自転車で行きました。 地元の高校生が会場の整理を担当している姿が爽やかでした。 当時取引先でありました某社のみなさん、冷たい物を用意していただき有り難うございました、よい思い出です。