白川村荻町。
一度は来たかった郷。

外国人観光客は中国・台湾とインドネシア・マレーシア(多分)。 白人系はドイツ語とそれに近い言語・フランス語・英語圏・不明東欧語でイタリア等の地中海沿岸言語はなかったようです。
ほぼ30%が外国人といったところ。 (ここはスイスか!)
因みに中国人と台湾人は、言葉も違いますが、行動と人柄を見ていると判別がつきます。

ここはまるでテーマパークのようです。
でも私にとっては珍しい観光地域ではなくて、このような文化を体験したい場所。

内部(神田家)。



中二階。
使用人と独身男性居室。
独身男性って、使用人と同じ扱いね。。。

二階。
一階の囲炉裏から吹き抜けがあります(中央)。
事実上は養蚕の場所でしょう。

三階。
蚕棚や道具などの展示。

四階。
この60度に組み合わされた三角構造(正三角形構造)が強固な屋根を実現しています。 よって巨木を使った超太の構造梁はありません。

屋根最上階まで燻された環境が、
湿気や腐食劣化から家屋を守る知恵。

見るだけの観光ではわからない文化を体験してみたい。

観光客は山里の小道にもやってきます。

ここはテーマパークではなくて、人が居住し暮らす場所でもあります。

どこにでも入り込んで来る観光客は、生活者にとっては決して安らかな人達ではないでしょう。 しかし観光なくして立ち行かない保存使命も事実ですね。。。


帰りのバス待ち。
バスセンター近くの喫茶お食事どころで頂く「蕎麦団子汁セット」1,200円。 これ(意外と)美味しかった。 もっちり蕎麦団子。
おばちゃんも気さくで「バスまであと30分だけど大丈夫?」「大丈夫さぁ」「じゃがんばってね暇そうだしね」。。。 これで郷土料理系本日分完了。

白川郷発高山行きバス乗車。
予約しておいて正解。 キャンセル待ち日本人1名と台湾人5名。
結果乗れて良かったね。

谷底の集落から高速道路に向けて、飛行機のように上昇していくバス。
見渡す民家は殆ど瓦葺きがなく、冬場の根雪の多さがうかがえます。

バスは高山へ。
また縁があったら真冬に来たいですね。
5/1撮影@岐阜県白川村