熊野大社(宮内)の鳥居に、秋風と秋空がかかります。

鳥居の奥には11月中旬頃から黄金色に黄葉する大銀杏と、双松公園。
TVで双松公園の薔薇がどうしたのと聞こえてきたので、秋薔薇を見に行って来ました。 でも。。。薔薇祭りは7月で、秋は寂しい状態だったと記憶していましたが。。。
案の定、花の旬は過ぎ、管理事務所もバラ園も、私以外に人は見られません。 そこそこ広いバラ園には、ところどころに名残の薔薇がひっそり美しく咲いており、薔薇独り占め。
スカーレットメディランド
アーチなどに仕立てられる小薔薇だそうですが、小さいながらも妖艶な
真紅に引き込まれます。


ラバグルート
赤と黒は良く合う色。
牡丹にも似た八重の花形は、大人の女性をイメージしますね。
(って個人的感想です)

アメリカーナ
単純明快な名前。
赤と黒の典型的な花形に、落ち着いた情熱を感じます。

焔の波
薔薇と言うよりは椿のイメージ(花央が違いますが)。
紅よりは朱に近いこの色合いは、日本に似合う色かもしれません。

サラバンド
これも丸く開ききった朱色の花が、何となく和風。

かがやき
紅色の外周と、中央の朱~黄色への変化が、まるで輝いているように見えます。 トロピカルな印象は、プールサイドに似合うかも。
(プールサイドの麗人には棘があるぞ!)

オレンジバニー
折角望遠マクロレンズを着けているので、グッとオレンジ色の美女に
接近してみました。 手に取ると、手のひらまでオレンジにに染まりそうな朱色。

美女全景

スプーニール アンネ フランク

チャールストン
ピンクの花と黄色の花があり。。。。

二色グラディエーションのチャールストンが最も素敵。
少女のイメージですよね(と無理矢理同意を求める)。

ケアフリーワンダー
ゴージャスなイメージを持つ薔薇とは相反する可憐さ。
和の花に求められる可愛らしさがここにあります。

秋は。。。秋も花より食欲。
ここは四季彩という、南陽宮内付近では有名(?)な鯉料理やさん。
熊野大社参道にある渡部養鯉(ようり)直営レストラン。
置賜では鯉の養殖が盛んで、赤湯温泉に宿泊すると鯉料理が出てきます。 鯉料理は少々苦手感がありますが、名物チャレンジです。

正しい名称忘れてしまいましたが、鯉料理御膳(鯉の恋い御膳だったか)

鯉のうま煮(甘煮)
蜜のように甘くて濃厚な煮汁で、臭みは全くありません。
これは美味しい。

淡泊な唐揚げは、せんべいのようにパリパリです。

歯応えが心地よいお造り(鯉の洗い)。
野生種は寄生虫などの心配があるようですが、養殖鯉なので安心。
やっぱこれは酢味噌ですね。 こちらも臭みは全くありませんでした。

熊野大社横の銀杏並木は、
濃い緑からやや黄色みがかかってきました。

今週末からは、高畠ワイナリーの収穫祭。
秋の置賜イベントラッシュの始まりです。
次に宮内を訪問するのは、双松公園の菊祭りと、熊野大社大銀杏黄葉の見込みです。
10/1撮影@南陽市宮内付近