8月8日。
昨日中に酒田から鶴岡に移動して一泊。
鶴岡駅6:02発の始発バスで羽黒山へ向かい、随神門到着が概ね6:35。
ここ随神門から山頂バス停9:00発めざし、写真撮影含めた2時間のトレッキング開始です。

本当は出羽三山すべてに行きたいのですが、体力的心配もあり、今回は羽黒山。
月山も興味津々ではあるものの、お楽しみを残しておくことにします。

随神門をくぐり、いざ羽黒のお山に。 (いきなりすごい下りだったりする)

随神門をくぐると、急勾配の下り坂。
そして見えてくるのが岩戸分神社。 天岩戸由来の神社であるようです。
涼感あふれる滝が、視覚・聴覚にもすがすがしい。
滝付近の写真多々あれど、今は先を急ぐぞ!

羽黒山の爺杉(じじすぎ)。
樹齢は1000年超と推定されるとか。
かつて婆杉もあったそうですが、嵐で倒れてしまったそうな。
この爺杉からは、ほのかに風が流れてくるような、そんな感覚におそわれます。

羽黒山の代名詞的な五重塔。

この山中によくぞ建てた五重の塔。
古い建築物好きな私の触手を弄ぶように、種々構造体が手招きします。

ここ一か所だけで約30分を費やし、様々な角度から写真を撮りまくるので
ありました。

羽黒山トレッキングは始まったばかりで全行程の1/5程。
多くの観光客は、ここで引き返して再びバスに乗り山頂へ向かうか、最初から山頂までバスで行き、下って来るようです(下りの方が難しくて危険だと思いますが)。
この後に続く心臓破りの坂道を、Daimalはまだ知らない。。。。。。。。
五重塔を出立し、直ぐに始まる急な石段。
下山して来た山ガールと遭遇。 おはようございますとすれ違う彼女は結構かわいい系であった。 こんな山中を一人で歩くとは物騒な。。。

急な登りを終えて、緩やかな登り坂。
三ツ星の景観は嘘ではなかったと感心しつつ、既に後悔が鎌首をもたげてきており、奥に見えるのぼり段が恨めしい。

これを登るんですね。。
先ずは立ち止まり、呼吸を整えて登坂開始。
登り切ったら、リュックにしまってある氷入りのドリンクを、ほしいままに飲ませてやるぞと自分を励まします。


ゆっくり登っていくので、肉体疲労よりも発汗消耗の方が厳しそうです(運動不足なのですぐ汗をかく)。 景観を楽しむ余裕もなく、写真撮影の振りをして(実際撮影していますが)ご褒美の冷たいドリンクをグッとあおり、しばし休憩。

鳥居。
いよいよ頂上到着!

三神合祭殿は素晴らしい茅葺の屋根。
熊野神社(山形県南陽市)の社殿も見事な屋根ですが、こちらもすごい。
見事な曲線を造形するのは、職人の腕以外何物でもないのでしょう。
東北最大の茅葺屋根であるようです。

山頂到着は概ね8:00頃。
約1時間30分かかりましたが、五重塔付近での撮影ロスを除くと約1時間といったところでしょうか。

ここも彫刻が素晴らしい。

霊祭殿。
整った感じのコントラストに惹かれて、思わず撮影。

観光客(?)を連れて案内をする山伏(の格好をしたスタッフ 本物)。

ここちよい疲労感(?)と山頂の朝風が景観を記憶に変えていきます。

バスの中からも気になった、この界隈で見かける綱飾り。

こういうことだそうです。

。。。これ、本気?
で、第16回なんですよね。

午前9:00山頂発鶴岡駅行きバスに乗り下山。
まだ朝のうちなので気温上昇はさほどではありませんが、この日も37℃超えの日になるとは。。。
8/8撮影@山形県羽黒山