戸定邸のフェンスを抜けると、そこは千葉大学園芸学部のある松戸キャンパスに通じています(普段は閉められているようです)
恐る恐る侵入してみると、この日はボランティアさんによる案内ツアーが催されていました。
フランス庭園(イギリス庭園だったかな?)は、この季節ちょっと寂しそうな状態です(日本の芝は枯れちゃうからね)

仲良しさん、どこ行くの? (ピントをお子さんに合わせれば良かった!)
向こうに見える白い花は椿?

その白い花に。。。蝿?
でもメタリックグリーンのボディは、非生物的でかっこいい。

更に進むと戸定が丘記念館(だったと思う)と小さなグランドに出ました。

日曜日とあって、学生さんは殆ど見かけません。

銀杏を見上げる位置まで来ると、急に黄葉が爆発するように光り出しました。 (実は写す角度と、明るめに撮影しているだけだったりします)

こちらは殆どの葉が散って、白い樹皮が大理石彫刻の様に青空を突き刺しています。

与謝野晶子氏の歌碑。
丘の上雲母の色の江戸川の
見ゆるあたりの一むらの罌粟
うすももの女の友を待ちえたる
松戸の丘のひなげしの花

戸定邸と隣り合わせで、戸定が丘に設立されたこのキャンパス。
丘を取り巻く坂には、立派な楠がずっしりと一際高くそびえています。

まだ青さを残す紅葉が彩るキャンパス周回道。
ため息を深呼吸でごまかして、気持ちが一瞬和らぐのを感じます。

日曜なので学食アタックは出来ませんでしたが、紅葉と光でお腹いっぱいにして今年の秋景色が終わっていくようです。
12/1撮影@千葉大松戸キャンパス