國學院大學で催行された、観月祭を拝見致しました。
本来は中秋の名月を愛でながら神前にて催されるようですが、大学行事に合わせて行われました。

この日は曇りで、時折落ちてくる小雨と冷たい風が強く吹くなか、沢山の方々が凍えながら開会を待っています。
午後4時、開会の辞

神前への献供。
ここは世界で数少ない神道系の大学。 ミッション系学校の中に教会や礼拝堂があるように、ここの学内にも社があります(写真右手)。

管絃が始まりました。
一般に認識されている、雅楽のしらべです。

演奏は、もちろん神道文化学部の学生さんです。

舞 楽
演目は「振鉾」「陵王」「胡蝶」。
下の写真は「陵王」。 約30分ほど、音曲に合わせての舞は迫力がありましたよ。

下は、ごらんの通り「胡蝶」


笙は常に暖めて
いないと良い音が出ないのだそうです。
神楽舞
朝日舞(だったと思う)

浦安の舞

「 雅 」 なのである。

神前に奉納される舞ですから、正面は社。
なので、我々観覧者には殆ど背中からしか見ることが出来ません。

寒くてペットボトルを懐炉代わりに2時間。
普段あまり見ることのない世界に興味津々の観月祭でした。
10/19撮影@國學院大學渋谷キャンパス
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