リョウブの花に集う | まほろばのdaimal

まほろばのdaimal

特にテーマがあるわけでもなく、自己満足の日記であります。

 
 二日酔いで迎える真夏の日差しは殺人的。
 
 それでも部屋に籠もっているよりは良かろうと、日陰の多い緑道をチャリンコ散歩。
風に乗って走り抜けようとしたとき、ほの甘くパンチの効いた香りに気づきました。
 
 白い房状の花から、結構強い香りが漂って来ます。
 
イメージ 1
 
 
 
リョウブの木。
漢字ですと「令法」と書くそうです。
遠くから見ると栗の花のようにも見えましたが、近くで見ると全く違う咲き方です。
香りが強いためか、沢山の昆虫が集まってきていました。
 
イメージ 2
 
 
 
 
 幾種類かの蜂達も、先を争うようにして蜜を集めています。
この花で作られた蜂蜜は、さぞかしいい香りがする事でしょう。
 
撮影の為、木に顔を突っ込むようにしていると、他の蜂達が威嚇の羽音を立ててきます。(油断大敵です) 
 昆虫が沢山集まるところには蜘蛛の巣有り。
観察していると、結構昆虫たちは蜘蛛の巣をよけて飛行しています。 白昼下では
流石に見えてしまっているのかな?
 
イメージ 3
 
 
 
 こいつはでかいだけに羽音も迫力。
でも、花の蜜集めに夢中で、こちらには興味が無いようです。
イメージ 4
 
 
 一つ一つの花はシンプルな形。 ちょっとパラボラアンテナぽい。
 
 
イメージ 5
 
 この木、新芽は炊き込みご飯にしたり、おひたしに出来るんだそうです。
また木材としても、強度があって、背負子や農具を作る材料にされたのだそうです。
 
 
 花は、元から先に向かって順番に咲いていくようです。
玩具花火がシュルシュルと先に向かって燃えていくようなイメージ?
 
イメージ 6
 
 
 
 
 
 新幹線の警笛で我に返りました。
暫し、この木の世界に没頭していたdaimalは、大汗でぐっしょり。
持参した500mlペットボトルを一気にあおります。(二日酔い後でもあり、一気に一本がなくなってしまった!)
 
イメージ 7
 
 稲は順調に青々と育っています。
サクランボが折角大豊作でしたのに、ツアーのお客さんが薄くて大分あまったとか。
佐藤錦が280円/Kgというのも見かけましたから、本当は今年が狙い目だったの
にね。(もちろん堪能させて頂きましたですよ)
 
7/17 撮影@高畠町