東日本大震災から9年。
あの年のことは、とても忘れらません。
突然大地震に見舞われて、朝見送った家族と二度と会えなくなった方々。
友達、親戚、恋人、同僚、みんな「あれが最後になったのか」という別れ。
「すぐに戻れるから一時的に避難を」と言われ、そのまま自宅に帰れなくなった福島県の方々。
取り残された動物たちーー猫も犬もインコや文鳥も、小屋で飼われていた牛や豚や鶏も、多くの動物たちが飢えて亡くなりました。
誰だって家族と離れたくないのに。
友達と明日も会えると思っていたのに。
地震をはじめ自然災害は、その土地に住む全ての生き物の生活を一変させてしまう。
私は2018年に起きた大阪府北部地震を経験して、引っ越しを急ぎました。
自然災害対策の一環として、今の住まいを選んだのです。
復興までまだ時間が掛かることでしょう。
西日本に住む私は直接的には何もできませんが、せめて募金や心の応援をさせていただきます。
2020年3月11日14時46分、宮城県の空にかかった虹に、復興への希望を、明日への希望を感じました。
犠牲になられた方々と動物たちのご冥福を心からお祈りしています。