軽井沢から更に森深い道を北上すること40分、群馬県は嬬恋村に入ります。
気温19度と涼しい、いや肌寒くなる。
平均標高1000メートルの北軽井沢エリア、軽井沢より空気が澄んでいて美味しい。
▲嬬恋村名物 キャベツ畑
パノラマラインを走れたらもっとキャベツキャベツしてて楽しいのだけど、それはまた今度。
ここで語るのもなんですが、実はわたくし、嬬恋村(及び北軽井沢)を盲目的に推しているんですね。
夏涼しく冬極寒の気候、良い意味で湿っぽい空気、広大なキャベツ畑と浅間山を望める唯一無二の景色、人より獣の気配の方が多い独特の緊張感も、心を掴んで離さない。
秘境って言うには賑やか、別荘地にゴルフ場にキャンプ場にと環境活用の商売は抜かりない、けど広報はなんか弱いっていうチグハグ感が逆に魅力的。
ゆくゆくは住んじゃうつもり。
▲嬬恋村観光案内所
JR吾妻線 万座・鹿沢口駅を出て徒歩1分、セブンイレブン嬬恋三原店の隣、迷う余地ナシの所にあります。インバウンドも対応している観光案内はもちろん、本数の少ないバスや電車の待ち時間に利用しやすいカフェスペース、綺麗な御手洗に、レンタサイクルもあって、まあ何の用がなくても寄ってみると思いがけず面白い情報に出会えるかも。で、今回はこちらにて一番熱いミッションぶちかましに来ました。
入口から左手にカフェスペース。
右手に特産品販売&村内観光パンフレットコーナー。
▲嬬恋村に取り憑かれた者には垂涎の眺め。
ジャニショの生写真の前にいるヲタと同じ息遣いをしていると思う。
フリーズドライの嬬恋キャベツ、えごま油、はちみつ、焼き菓子。
ジャム、ドレッシング。
高原地帯でしか育たない希少な花豆、きくらげ。
キャベツ柄のオリジナルTシャツ。
嬬キャベちゃんグッズ。
キャベツサイダー、ミネラルウォーターなどキャラの濃~い特産品も充実。
無事に諸々クリアした後は、カフェスペースでチルアウト。
椅子のクッションもキャベツ色で可愛い…!
▲嬬恋クリームソーダ(キャベツサイダー使用) 320円
おおお、ちゃんとキャベツ風味。
キャベツサイダーは嬬恋キャベツを3倍濃縮したエキスを使用。嬬恋キャベツを1日6トンも使う前橋の餃子屋さんが餃子の製造過程で捨ててしまうキャベツの芯の部分を何とか無駄なく活用出来ないかと3年もかけて開発したという涙ぐましいエピソードつき。クセにはならないけど後味爽やかで美味しいヨ。
ただクリームソーダは失敗かもしれない。ごく普通の(恐らくスジャータ系)ソフトクリームに、キャベツ風味が思いっきり負けてる。先にソフトクリーム食べると何がなんだかって感じになるのが、非常に惜しい。
同じカフェメニューにあるキャベツアイスか花豆アイスを乗せたらどうだろう。320円では出せなくなるけど、わたくしのような頼まれてもないのに語りたがりな発信勢には大ウケだし、ソレを目当てに来る奴も少なからず現れる。
とぶつぶつ余計なお世話を呟きつつ飲み干して、待ちに待ったウルトラご褒美タイムへ気持ちをシフトするのであった。
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