なんといっても初めてのビンテージ物ですからね!
まだストラトキャスターがこの世にない時代の代物です。
どこ見ても目の保養にもなっちゃいます。
"600" Amp は 52年から53年の 5B1 に見られる名称です。
プリントの精度がそれほど出せない時代ですね。
エッジの粗さに雰囲気があります。
裏蓋のネジがマイナスです。珍しい。。
こういうとこは小学生の工作みたいw
がっつりカッター使ってますねww
中は綺麗です。
チャートシートのアンプ名は "600"Amp ではなく、T.V.フロントと同じ "Champion 600" のままです。
シリアルは1951年〜52年に該当するのですが、ツイードのワイドパネルが出はじめた1952年製と思われます。
シャシーは棚板のように引き出せます。
右から プリ管の6SJ7、パワー管の6V6GT、整流管の5Y3GT、電源トランス。
銅製のシャシーに実装されてます。
電解コンデンサーといくつかの抵抗、AC電源コードが交換されてます。
もちろん承知の上での購入です。
フルオリジナルも見つかりはしたのですが、かなりのお値段。。
それに、オリジナルの電コンは見た目無事でも70年経てば、まともであるワケないだろし。
音出ても、ノイズとかあれば交換必要になるし。
売り手の説明に「動作はするが100%のパフォーマンスには整備が必要」みたいな文言があるし。
不良箇所を整備すると価値が下がるという悪夢が見えてくる。。
カネ払った価値を、カネ払って取り除くなんてこと出来ませんからね。。
なので、ハナから整備されてるお買い得品を選ぶことにしました。
(フルオリジナル買えないので、そう自分に言い聞かせました)
でもこのあたりは気になる。。
そのうちなんとかしましょw
アセンブルした人は "エスパー" さん?
スイッチ付きのボリュームポット。
電源スイッチも兼ねているので、コンセントからのACコードが繋がってます。
出力トランスがカワイイ。
なんと電源ランプは間接照明です!
ランプは仄かに灯ります。
アルニコなんでしょうね。味わい深い音がします。
ダブルテールジョイントしてることは評価するが、なんか雑です。。
価値あるオリジナルとはいえ、プラグから線がのぞけてヤバイです。。
下駄はかせて補強してますが、感電リスクはあるので対策考えないと。。
それにしても、ずっと弾いてられる。