組み上げ前に、ピックアップをどうするか悩んでました。。
オリジナルは 57Classic と 57Classic+ という構成。
他のグレードと共用のためかな? 4芯ワイヤーになってます。
基盤回路で2つのコイルを直列にショートさせてるんでしょうね。
ということは、PUの位置からキャビティまで往復するワイヤーを挟んでコイルが直列している事になります。
かなりの距離ですよぉ。。
タップ使うわけでもなく、音の劣化のモトになりそう、とか考えるとモヤモヤしちゃいます。。
2芯に交換してしまうか、違う PU に交換するか。。
実は、、使ってみたい PU があって。。
おそらく殆ど知られていない Super'74 です。
元々 70's Flying V に載っていたものです。
ちょっと話はそれて、Super'74について。。
Super'74 は ランディの74年のレスポールカスタムのレプリカに載って世に出てきました。
その後は、日本限定の 70's Flying V なんかに使われた程度で、人知れず姿を消します。
てっきり、70年代のレプリカギター向けに開発されたんだと思ってましたが。。
Super'74 は Custombucker と同じアルニコⅢ なんですよね。。
ちなみに Burstbucker や 57Classic はアルニコⅡ です。
オリジナルPAF にはアルニコⅡ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴが存在する との情報も。。
Super'74 には、なぜアルニコⅢが採用されたんでしょう?
実は、オリジナルPAFを改めて目指した結果とか。。。。
だって、ランディのレスカスは ダンカンの 59 と JAZZ らしいじゃないですか。。
ダンカンの 59 といえば、70年代に Gibson がオリジナルPAFの音を無視していたので、ダンカンがレプリカ作って評判になったなんて話しがあります。
てことは、ランディのレスカスを再現するには 70年代ではなく、オリジナルPAFのトーンが必要になるということか??。。。
うーん、わかりませんwww
でも思うに、この後に登場する Custombucker と仕様がかなり近いことから、Super'74 がベースになってるのが Custombucker なんではないかと。。
もしそうなら、Super'74 も数多いPAFクローンのひとつなのでは!?と。。。
PAFデカール貼ってるしwww
74 を名前に入れたのは、74年レスカス・レプリカ売るためで、ヒスコレに載せるには70年代の PU じゃ都合悪いんで名前を変えたとか。。。
うーん、わかりませんwww
まとまりもなくダラダラ書きましたが、要するに何を目指したのか よくわからないのが Super'74 ですwww
くだらない勝手な推測は、もうやめましょうwww
自分の耳で聴いて、好きか嫌いかですよ!!
じゃ、どんな音だったかというと、ちょっと硬質でジャキジャキする印象が残ってます。
当時は自分が期待した V のイメージとちょっと違ったので、Mule に換装しちゃいましたが、白SG にはアリかも!とw
紅SG はトラディショナルな SGサウンド、白SG はちょっとトンがった音。
そうな風に使い分けるのも悪くはないかなぁ、なんて。。
57Classic も捨て難いのですが、多分に実験的なギターになってきてるので、ヒラメキのままに Super'74 でいきます!
例によって、純正PUカバーは嫌いなので、紅と同様に交換します。
よく見ると、エイジングされたポールピースに、ピッカピカの PU カバーです。。
ホント、Gibson はモノ作りがいい加減ですよねぇ。。。
ギターそのものには文句ありませんよ。
なんだかんだ言ったって、どれ弾いても Gibson の音がするしw
でもどっかに素人並とも思える跡があったり、作り手の技量を疑せるような仕上げだったりは、Gibson の伝統でしょうねぇ。。
それ引っ括めて好きなんですけどwww
開いてみると、カバーした後のポッティングはされてないよーです。
昔からポッティング無しが好きなので、これはこれでヨシですw
裏にはボロボロのPAFデカール。
片方は貼り損ねたのか、まさかの2枚重ね貼り、しかもズレるわ、ボロだわwww
剥がしてから貼り直す手間さえ面倒くさいんでしょうねぇ。。。
カバーを付け替えました!
ALLPARTS のカバーって、ちょっと表面が粗いけど、純正より雰囲気あって好きです。
さぁ、PU も決まったし、組み上げにかかりますかぁ!
次回、最終章。。
にするつもり。。。