スイッチング・ノイズ対策したパッチケーブル | 冷や汗かいても後悔せず

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できそうな気もするが、どうなっても知らないよ。

 

トゥルーバイパスのペダルって、スイッチを踏むと

 

ボン!

 

って、ノイズが出たりしないですか?

 

最近これに悩まされていて、何とかならないものかと。。

 

ノイズ対策されたスイッチャーを使えば解消するんでしょうけど。。

 

スイッチャー排除してボードをコンパクト化したばっかだし。。。

 

 

簡単なフィルターでもないかと、

 

「エフェクター フットスイッチ ノイズ対策」

 

で画像検索したら、いろいろ回路図があるじゃないですかw

 

その中で、松美庵エフェクターBBSさんに、ABボックスのイン(ハイインピーダンス)とアウト(ローインピーダンス)にコンデンサーと抵抗で作ったフィルターを仕込んだ回路が紹介されてました。

 

 

 

赤線で囲んだ部分がフィルターです。

 

メスのフォーンジャックの後ろにフィルターが配置されてます。

 

ということは、オスのジャックにフィルターがあっても同じ効果があるはず。。。

 

ということで、フィルター内臓パッチケーブル を作ろうと思います!

 

 

自分はワイヤレスでギターとボードをつないでるので、インもアウトもローインピで考えればいいので楽ですw

 

材料は 1uF のコンデンサーと 100KΩの抵抗です。

 

 

 

ジャックとシールド(ホット)の間に 1uF のコンデンサーを挟みます。

 

コンデンサーに100KΩの抵抗をつないでコールドに落とせばいいわけです。

 

 

なんとかギリギリでショートせずにジャック内に納めることができましたw

 

 

 

試しに片側だけフィルターを仕込んだパッチケーブルを2本作って、ペダルのインとアウトにつなぎ、JTM-1をフルボリュームにしてテストしてみました。

 

これがノーマルのパッチケーブルを使った時です。

 

 

 

そして、フィルター内臓のパッチケーブルをペダルのインとアウトにつないだ場合は。。

 

 


完全ではないけどスイッチング・ノイズはかなりカットされてますw

 

音の違いは気になりません。

 

 

他のペダルで試してみると、効果はペダルによって差がありました。

 

ペダルごとにオンとオフと電位差を測定して調整したフィルターにすればもっと良い効果が得られるかもしれませんね。

 

でも今のところ、ディレイ以外は曲の途中で踏まないので、このままでもかなり有効です。

 

格安の部品でできちゃうし、ペダルを改造せず試せるのも利点ですね。

 

しばらくはこれでいきます!w